こんにちは!りょーすけです!
2022年夏の甲子園大会で、対策不能と称された変則サウスポーとして注目を集めた明徳義塾高校の吉村優聖歩選手。
中日ドラゴンズで活躍した山本昌さんは、吉村選手の事を全国で一番打ちづらい投手と評しています。
最後の試合終了後、力を出し切ったと充実した表情が印象的でした。
U-18日本代表にも選出され、変則サウスポーがいよいよ世界デビューを迎えます。
今回はそんな、明徳義塾高校の吉村優聖歩選手の経歴、選手としての特徴、U-18日本代表の選出理由、2022年ドラフト会議の展望と予想を紹介します。
明徳義塾・吉村優聖歩選手の経歴(出身中学・身長)
〜基本情報〜
名前:吉村 優聖歩(よしむらゆうせふ)
生年月日:2004年12月8日
出身:熊本県
出身中学:熊本市錦ヶ丘中学校
身長・体重:181㎝・72kg
投球・打席:左投・左打
ポジション:投手
吉村 優聖歩選手は小学校の時に、地元の軟式野球チーム『熊本NJサンダース』に野球を始めました。
中学では熊本市錦ヶ丘中学校に進学、同校の野球部には所属せず、硬式野球チーム『熊本中央ボーイズ』でプレーをしています。
中学1年の時にはジャイアンツカップ、中学2年の時にボーイズ選手権大会に出場しました。
高校は地元の熊本を離れ、高知も名門・明徳義塾高校に進学しています。
甲子園・地方大会での成績
明徳義塾高校に入学した時点では、左のオーバースローでしたが。馬渕監督の勧めで2年生の春からサイドスローに転向。
一度背中を打者に見せ、クルッと振り向く変則トルネード投法で着実に力をつけ、チームの投手陣を引っ張る存在になっていきます。
2年生の夏と3年生の夏の甲子園大会に出場しており、そのトルネード投法で高校野球ファンを沸かせました。
最後の大会では敗退してしまいましたが、充実した表情で甲子園を去っていく姿が印象的でした。
その後は、U-18日本代表に選出、国際舞台ではその変則フォームで世界のバッターと真っ向勝負をして欲しいと思います。
名前の読み方・ハーフ?
名前の読み方は、吉村 優聖歩(よしむらゆうせふ)と言います。
僕も初めて見た時、読み方が分からずネットで調べた記憶があります。
顔立ちから『ハーフなの?』と噂になっていますが、吉村選手のお父さんはエジプトの方だそうです。
年齢や職業などの情報は一切分かりませんが、今後吉村選手が活躍して詳しいことが分かれば加筆しようと思います。
2022年ドラフト注目・吉村優聖歩選手の特徴
※この特徴バロメーターは筆者独自のものです。公式の評価ではありません。
バッターに対して1度背中を見せくるっと振り向き、腕の振りは横からと超変則型サウスポー。
ストレートの最速は135kmだが、ボールの出どころが非常に見えづらくタイミングが取りづらいため、バッターは差し込まれることが多い。
それに加え、キレのあるスライダー、スクリューのように沈むチェンジアップなどタイミングを外すボールもあります。
コースにしっかり決まれば、ストレートとスライダーだけで抑えることができ、その変則サウスポー・特殊球で国際舞台での活躍が期待されています。
第30回WBSC U-18ベースボールワールドカップ
ボールの出どころ、ボールの軌道など初見では対策がほとんど出来ない希少性を評価されての選出だと思います。
また、日本代表監督が高校3年間指導した馬渕監督なので、起用法に関しても柔軟に対応できるはずです。
また、心身ともに非常にタフで、どんな場面でも表情を変えずに淡々と投げることが出来ます。
大会を通して、日本チームのキーマンになる可能性を秘めています。
2022年ドラフト注目選手
同じ左腕としてU-18日本代表に選出されているのが、市立船橋高校の森本哲星選手と九州国際大付の香西一希選手。
3人に共通しているのが、コントロールの良さとキレのある変化球で打者を打ち取るスタイルが似ている点です。
150kmを超える豪速球があるわけではありませんが、自分の投球術に自信を持っており、U-18の試合でもしっかり実力を発揮してくれると思います。


2022年ドラフト会議の展望と予想
大学への進学か、プロの世界に行くかは明言していませんが、山本昌さんが絶賛するほどの能力で注目を集めていることは間違いありません。
変則フォームに加え、さらにボールの質やコントロールの精度を上げれば、大化けするポテンシャルはあります。
U-18日本代表の試合はその試金石になるかも知れません。
自分のボールに自信をもって、世界と戦って欲しいな思います。
まとめ
明徳義塾高校の吉村優聖歩選手の紹介でした。
最後の夏の甲子園でも変則フォームは威力を発揮し、全国屈指のバッター達が苦戦していたように感じます。
常に冷静で相手バッターの力量、試合状況などを判断しながら投球できる賢さもあります。
U-18日本代表でのさらなる活躍を期待しましょう!
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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