こんにちは!りょーすけです!
現在のプロ野球界において、1番完成度の高いピッチャーは?と聞くと真っ先に思い浮かぶのがオリックスバッファローズの山本由伸選手だと思います。
2021年、2022年と2年連続投手5冠を達成、日本プロ野球界のエースと言っても過言ではありません。
日本球界のピッチャーで、負けて話題になるのは山本由伸選手だけではないでしょうか。
それくらい負けない、圧巻の投球を毎試合継続しています。
今回はそんな山本由伸選手の経歴、メジャー移籍の可能性についてまとめました。
選手としての特徴やその凄さについても紹介していますので、ぜひご覧ください!
オリックスバファローズ・山本由伸選手の経歴(出身中学・高校)

〜基本情報〜
名前:山本由伸(やまもと よしのぶ)
生年月日:1998年8月17日
身長・体重:178cm・80kg
出身地:岡山県備前市
出身中学:備前市立備前中学
出身高校:都城高等学校
所属:オリックス・バッファローズ
〜選手情報〜
投球・打席:右投・右打
ポジション:投手
プロ入り:2016年ドラフト会議・オリックス・バッファローズ4位指名
1軍初出場:2017年8月20日
年俸:3億7000万円(推定)
タイトル:最多勝利2回(2021・2022)、最優秀防御率3回(2019・2021・2022)、最多奪三振3回(2020・2021・2022)、最高勝率2回(2021・2022)
生い立ち〜中学・高校
山本由伸選手が小学校1年生の時に、地元のクラブチーム『伊部パワフルズ』に所属して野球を始めます。
中学は備前市立備前中学に進学、同校の野球部には所属せずに硬式野球チーム『東岡山ボーイズ』に所属してプレーしました。
中学3年生の時にはピッチャーとセカンド兼任で、全国大会に出場しています。
高校はさらに野球に集中できる環境を求め、先輩の紹介で宮崎県の都城高等学校に進学しました。
入学後から本格的にピッチャーの練習をするようになり、高校1年生の秋からピッチャーに転向しています。
高校2年生の春に自己最速の147km、同年の夏には151kmを記録しました。

新人大会の決勝戦でノーヒットノーランを達成するなど、投手として才能はこの頃から開花しています。
高校3年間での甲子園大会出場はなく、決して全国的に有名な選手ではありませんでした。
当時のスカウトの間では、山本選手は足を怪我したから社会人に進むという噂が流れました。
そのため多くの球団が手を引くなか、当時オリックスのスカウトの山口和男さんは、『間違いない選手ですから、信じてください』と球団編成を説き伏せ、2016年ドラフト会議・4位指名を受け入団しています。
スカウトの慧眼に感服しますし、ぜひ山口和男さんの口から当時の山本選手の評価など詳しく聞いてみたいですね♫
プロ入り後
プロ1年目の2017年は2軍スタートでしたが、8月に1軍に昇格。
8月31日のロッテ戦でプロ初勝利を挙げ、高卒投手が1年目で1軍戦で勝利を挙げたのは、球団で23年ぶりの快挙でした。
2年目の2018年は先発ではなく、主にセットアッパーとして活躍。
10代史上初の30ホールドを達成、フォーム改造や怪我があったりとバタバタしたシーズンだったが、大きな結果を残しています。
シーズン終了後先発への転向を表明、3年目の2019年シーズンは怪我の離脱もありながら、最優秀防御率のタイトルを獲得しました。
この頃から、オリックスのエース級の活躍をしており、2020年は31試合連続無失点というとんでない記録を打ち立てています。
2020年シーズン終了後は、入団5年目の年俸1億円に到達、投手としては歴代最速で、野手を含めるとイチロー選手以来の快挙となりました。
2021年シーズンは初の開幕投手を務め、18勝5敗、勝率.783、防御率1.39、奪三振206という圧巻の成績で、チームを25年ぶりのリーグ優勝に導いています。
日本シリーズでは惜しくも日本一を逃すも、シーズン終了後には栄誉ある沢村賞とゴールデングラブ賞を受賞するなど、名実ともに球界No. 1投手の座を獲得しました。
2022年シーズンも、前年から続く連続勝利数を18に伸ばし球団新記録を樹立。
味方打線の援護に恵まれず、勝ち星から遠ざかる場面もありましたが、6月18日の西武戦でノーヒット・ノーランを達成しました。
成績が凄すぎて書ききれないほどですが、とにかく『エースとして負けない』投球を続けていることが一番の凄さだと思います。
人間なので体の疲れや気持ちの浮き沈みは必ずあると思いますが、それを全く見せることなく、淡々とボールを投げ込む姿はまさに『真のエース』だと感じます。
現在の年俸は?
2022年現在の年俸は推定で、3億7000万円です。
ちなみにプロ6年目で3億円突破は、球団最速記録で、ダルビッシュ有選手の年俸を超える史上最高額。
これだけの成績を残し続けているのでこの年俸は当然だと思いますし、さらに増えるのではないかと思います。
所属球団の財政力にも影響はされますが、山本選手は年齢的にもまだまだ一線で活躍できる期間が長いので、投手としてプロ野球選手最高額の更新の可能性も大いにあります。
次回の、契約更改も期待しましょう!
気になるメジャー移籍の可能性
これだけの成績残しているので、囁かれるのは大リーグ・メジャーへの移籍だと思います。
実際、複数の大リーグ球団のスカウトの間では、『日本最高の投手』という位置付けで評価はSランク、獲得に向けて本格的な市場調査が水面化で行われていると言われています。
2023年のオフには、インターナショナルFA(25歳以上で外国リーグ在籍6年)を活用して、メジャー移籍が可能。
オリックス球団との折り合いが必要ではありますが、メジャー移籍の現実味が近づいていることは確かです。
もし仮にメジャー移籍を表明すれば、間違いなく財力のあるヤンキースを筆頭に多くの球団が破格の契約金を提示して獲得に乗り出すことでしょう。
山本選手はまだまだ年齢的に若く、伸びしろもあるだけに、史上最高額でのメジャー移籍も十分にあり得る話だと思います。
どうなるかはまだ分かりませんが、日米の野球界の中は山本由伸選手の話題で独占されそうです。
選手としての特徴や能力
※この特徴バロメーターは筆者独自のものです。公式の評価ではありません。
最速159kmを誇るストレートと、スプリット・スライダー・チェンジアップ・カーブ・シュート・カットボールと多彩な変化球を操ります。
ストレートの同じ腕の振りで全球種投げることができ、特にスプリットの精度と球質は球界ナンバーワンと言われている。
また、コントロールが非常に良く、試合を通して投げミスはほとんどない。
2021年・2022年シーズン、打ち込まれて降板するシーンは無く、現状山本選手攻略の糸口は見つかっていません。
強いて言うなら、2021年の日本シリーズでヤクルト打線が見せた、カウントが追い込まれる前にバットを振り、しぶとく食らいつき球数を投げさせる。
この攻略方法が1番現実的で、山本選手にとってダメージが残る方法かも知れません。
それでも、山本選手から1試合3点奪えることも至難なので、いかに完成されたピッチャーなのかが分かると思います。
チームメイト・宮城大弥選手
オリックスにとって右のエースは山本由伸選手、左のエースは宮城大弥選手だと思います。
山本選手にとっては可愛い後輩、宮城選手にとっては尊敬する先輩であり、いつも背中を追いかける存在です。
タイプの違うの二人がいるのは、オリックスにとって大きな力ですよね♪
宮城選手の経歴についてまとめていますので、ご覧ください!

まとめ
山本由伸選手の経歴や選手としての特徴についての紹介でした。
これだけの活躍を考えると、ドラフト4位なのが不思議なくらいですよね。
逆にドラフト1位の重圧がなく、じっくり育成出来たことが今の活躍に繋がっているのかも知れません。
近い将来間違いなくメジャーの舞台に行くと思いますが、その前にオリックスで日本一というのは絶対に成し遂げたい事の1つなはずです。
日本が誇る最強エースの未来は今後どうなるのか、1秒たりとも目が離せません!
