訃報です。
ドラマやバラエティー番組で活躍されていた渡辺徹さんが敗血症のため、61歳で逝去されました。
妻である榊原郁恵さんとは芸能界きっての『おしどり夫婦』として人気があり、いつも明るく元気な姿が印象的でした。
しかしその晴れやかな一面とは違い、プライベートは若い頃から常に病気との戦いだったそうです。
そこで今回は渡辺徹さんのこれまでの病歴を振り返りながら、壮絶な闘病生活を解説していきます。
渡辺徹の人工透析はいつから?
バラエティー番組などでいつも元気にお話しされている印象が強い渡辺徹さんが、敗血症のため61歳で逝去されました。
亡くなる1週間前に腹痛を訴え都内の病院で検査、細菌性胃腸炎と診断され入院していましたが、容体が悪化。
最終的には敗血症となり、回復することが叶いませんでした。
敗血症とは
血液中に病原体が入り込むことで引き起こされる、重篤な全身感染症。
基礎疾患を持っている人ほど、罹患しやすい。
逝去の報道があって、渡辺徹さんは人工透析を受けていたことが分かっています。
番組ではいつも元気な姿を見せていますが、渡辺徹さんは30代の頃に『2型糖尿病』を患っていたそうです。
糖尿病を患った当時、TBSの料理番組『料理天国』にレギュラー出演をしています。
収録があるたびに高級料理を食べ尽くし、撮影スタジオに料理を入れる自前の容器を持参し、詰めて持ち帰るほど食生活が乱れていたそうです。
暴飲暴食の生活が原因で、体重は120kg、血糖値は正常値(100)をはるかに上回る600と、とんでもない数値を出していました。
それが積み重なり腎機能が低下、2016年から人口透析をしています。
週に3回都内の病院に人工透析のために通っていたそうです。
元々食べることが好きだったこともあり、食べ物番組を断ることなく出演されたんだと思います。
それが渡辺徹さん自身の体を蝕んでしまったのかなと思うのと、残念でなりませんね。
これまでの病歴から分かる壮絶な闘病生活
テレビで見る元気な姿からは想像ができないほど、渡辺徹さんは若い頃から病気と戦ってきました。
やはり、30歳の時の糖尿病の発症が一番影響が大きかったと思われます。
日常生活の中でも、飲水制限や塩分制限など厳しい食生活の管理を行なっていたと想像できます。
また、これだけの病気をされているということは、健康的な人に比べると間違いなく免疫能力が低下していたと思います。
それが原因で敗血症にも罹患しやすかったとも考えられます。
病歴から分かるように50歳代はずっと病気と戦っていたので、体調という面では非常に苦しかったのではないでしょうか。
入院してから1週間で亡くなっているので、かなり免疫能力が落ちていたことの証拠になるかなと思います。
まとめ
渡辺徹さんのこれまでの病歴についての紹介でした。
元気な印象があるだけに若い頃から病気と戦っていたことは、全く知りませんでした。
61歳という若さでの逝去は残念でなりませんね。
奥さんの榊原郁恵さんも、悔しい気持ちでいっぱいだと思います。
ご冥福をお祈ります。