こんにちは!りょーすけです!
2018年阪神タイガースドラフト1位指名を受け、チーム内で不動のレギュラーの座を獲得している、近本光司選手。
2021年シーズンには、リーグ最多の176安打、打率.313、ベストナインとゴールデングラブのダブル受賞など、全ての面で覚醒した印象がありました。
小柄ながらも、ボールが甘く入ればスタンドまで運ぶ力があり、塁に出れば抜群の走力でバッテリーを混乱させます。
球界の中でも今最も、やっかいな選手の1人だと思います。
今回はそんな近本光司選手の高校・大学・社会人までの経歴、選手としての特徴を詳しく紹介します。
高校に進学する際のエピソードは、近本選手のイメージとは違う熱い青春ドラマみたいですよ!
近本光司選手の経歴(中学・高校・大学・社会人)と成績
中学・高校時代
二人の兄の影響で、3歳の頃からプラスチックバットを持って野球を始めていました。
右打ちでバットを振っていたそうですが、父のアドバイスで左打ちに変えられたそうです。かなりの英才教育ですね。
小学校に入って、兄が入団していたクラブチームに入り、その頃から野球漬けの毎日を過ごすことになります。
この頃から3兄弟の中では、近本選手が一番バットコントロールが良かったそうです。
中学校は兄の背中を追うように、軟式野球部に入学しています。
この中学の時に、今の打ち方の原型である、右足を上げてタメを作る打ち方を習得。
当時の野球部の顧問は、当時の近本選手の印象について、『体のバネが半端じゃなかった』と語っています。
全国大会などの出場はありませんが、兵庫県の強豪校である社高校から誘いを受けます。
その際、父は兄も通った島内の学校に進学して欲しかったようで、一時期険悪なムードになりました。
そこで、近本選手は冷蔵庫に『社で野球がしたい』と置き手紙を貼り付け、家出をしたそうです。
これには、父も折れるしかなかったようで、社高校の進学を許し、晴れて入学することになりました。
青春ドラマのような一幕ですが、それくらい近本選手の気持ちは強かったんだと思います。
1年生の秋からベン入りし、チームの主軸として活躍しますが、高校3年間での甲子園の出場はありません。
大学・社会人
大学は、スポーツ推薦で関西学院大学に進学しています。
この時は、全くプロ野球を意識しておらず、就職のことを考えての大学だったそうです。
選手生活は怪我ばかりで思うような成績を残せなかったですが、ある学生トレーナーとの出会いが近本選手の運命を大きく変えます。
この頃から周囲に、『野手に転向した方が良い』説得され、ピッチャーから外野手に転向しています。
そこから、一気に才能を開花させ、打率.379でベストナインを獲得するなど、野手として驚異的な成長を遂げます。
大学卒業後は、『仕事をしながら野球ができるから』という理由で社会人野球の強豪・大阪ガスに就職。
1年目からレギュラーに定着すると、2年目には都市対抗野球で打ちまくり、チームの優勝に貢献しました。
日本代表にも選ばれ、この頃から『プロに挑戦していいかな』と思うようになり、2018年ドラフト会議で、阪神タイガースから1位指名を受け、入団しています。
近本光司選手の基本情報
〜基本情報〜
名前:近本光司(ちかもと こうじ)
生年月日:1994年11月9日
身長・体重:171㎝・71kg
出身地:兵庫県津名郡東浦町(現・淡路市)
出身高校:兵庫県立社高等学校
出身大学:関西学院大学
社会人:大阪ガス
所属:阪神タイガース
愛称:チカ
〜選手情報〜
投球・打席:左投・左打
ポジション:外野手
プロ入り:2018年ドラフト・阪神タイガース1位指名
1軍初出場:2019年3月29日
年俸:1億5000万円(推定)
タイトル:盗塁王2回(2019,2020)
最多安打1回(2020)
異例の契約更改!年俸について
近本選手は、2021年の契約更改で7500万円からの倍増、1億5000万円でサインしています。
4年目の大台到達は、球団で3人目、4年目野手の最高額を大幅に更新する、スピード出世です。
これだと華やかなオフになりそうですが、使い道については『あと1年か2年はちょっと貯金しないと…』とのことで、その真面目で堅実な性格の近本選手らしいかなと思います。
個人の成績では最大限の評価をしてもらっているので、あとはチームを優勝に導くだけだと思うので、これからの近本選手の活躍に期待しましょう!
選手としての特徴
※ 筆者独自の特徴バロメーターです。公式の評価ではありません。
打撃
バットコントロールがずば抜けており、単打だけでなく長打力も魅力のバッター。
際どいボールはファウルでかわし、甘いボールをしっかり打つことができるので、バッテリーからすると非常に手強い。
プロ3年目に最多安打を記録しており、シーズン200本安打の可能性も高いです。
また、連続安打も多く、固め打ちできる確実性も持っています。
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守備
50m5秒8の脚力と打球への反応の良さで、球界屈指の守備範囲を誇る。
肩はそれほど強くないが、打者によって守備位置を細かく変えるため、球界の平均的な外野手よりアウトにする確率は非常に高い。
2021年にはゴールデングラブ賞を獲得しているので、今後も賞の常連になる可能性もあります。
タイガースOB・赤星憲広氏との比較
近本光司選手は、かつて阪神タイガースで活躍した、赤星憲広氏と比較されます。
ポジションもセンターで同じで、リードオフマンとして選手としての特徴がよく似ており、近本選手自身も『赤星さんを目標にしています』と語っています。
しかし、赤星氏は近本選手とは決定的な違いがあると語っています。
打撃面で長打力があることが決定的に違いますね。(中略)
web Sportiva
長打力があるかないかでは、相手バッテリーの攻め方にも差が生まれるんです。
近本選手にはホームランを打たれるリスクがありますから、簡単にはストライクを投げられなくなります。
打ち取るまでの配球により工夫が必要なので、すごく嫌な存在でしょうね。
ヤクルトスワローズの1番バッター・塩見選手も、ホームランが打てる長打力があるので、現代野球ではトレンドになっています。
大阪ガスの時は5番を打っていたので、今後チーム事情でクリーンアップを打つ可能性もあります。
しかし、近本選手の持ち味を最大限にいかせるのは、1番バッターだと思うので、今後はシーズン200本安打も大いに期待したところです。
シーズン最多安打記録を持っている、秋山翔吾選手もメジャーから帰ってきて良い見本がいるので、二人の競争も楽しみですね♪
自主トレは鹿児島県の沖永良部島(おきのえらぶじま)!理由は?
近本光司選手は2年連続鹿、児島県の沖永良部島(おきのえらぶじま)で自主トレをしています。
海外や地元で自主トレを行う選手が多いですが、近本選手は生まれ育った淡路島に形が似ているからという理由で、沖永良部島を選んでいます。
ちなみに、この沖永良部島は筆者の田舎で、親戚が今でも多く住んでいるので、たまに帰ります。
非常に温暖な気候で、筆者は12月でも半袖で過ごしているので、体を作っていこうとする時期にはぴったりだと思います。
また、島の人たちが温かいので、野球に専念できる環境ですね♬
沖永良部島のことを語ると、止まらなくなるので、いつか島のことも記事したいと思うので、その時はぜひご覧になってください。
まとめ
どうでしたか?
中学の頃から高校と、ほとんど全国的に有名な選手ではなかったですが、大学の時の学生トレーナーとの出会いで大きく変わりましたね。
実力や能力がなければプロに入れませんが、監督やコーチ、トレーナーとの出会いも大切な要素だと思います。
大切なのは、愚直に練習を続け、諦めない心が道を拓くのかもしれません。
今後、どんな成績を残して活躍してくれるのか、応援しましょう!
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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