ガーシー関連のニュースで、何かと世間から注目を浴びているNHK党の立花孝志さん。
ガーシーさん同様歯に着せぬ発言で、国会議員として活動をされています。
しかしこれまで歩んできた道のりは壮絶なもので、以前の職場であるNHKの実情を内部告発したりと、一言で言い表すことが出来ないほど波乱万丈な人生を送っています。
そこで今回は、NHK党立花孝志さんの経歴、ガーシーさんとの関係性についてまとめました。
立花孝志は一体何者?くわしい経歴を紹介
〜立花孝志さんの経歴〜
名前:立花孝志(たちばな たかし)
生年月日:1967年8月15日
出身地:大阪府泉大津市
最終学歴:大阪府立信太高等学校
肩書き:NHK党党首・選挙対策委員長・次期選挙戦略本部長、立花孝志ひとり放送局代表取締役
所属:渡邉エージェンシー所属タレント

壮絶過ぎる幼少期
立花孝志さんは、1967年8月15日に大阪府泉大津市に生まれ、家族構成は父、母、3歳上の姉の4人家族で育っています。
一見普通の家族構成に見えますが、両親が家にいることはなく、幼少の頃からかなり貧しい家で育ったそうです。
両親がいない理由は、両親ともいつも不倫をしており、ほとんど家に帰ってくることもありませんでした。
たまに父が家に帰ってきたそうですが、家に少しのお金を置くだけで直ぐに家を出ていくような感じだったそうです。
そんな両親も立花孝志さんが5歳の時に離婚、もちろん生活はさらに厳しくなり、生きるために小学校5年生の頃から新聞配達のアルバイトをしていました。
それでも苦しい生活は変わらず、ある日学校の教室で栄養失調のため倒れたこともあると語っています。
そんな幼少期のため、とにかく生きるため中学・高校はクラブ活動など一切することなく、バイトに明け暮れたそうです。
学生らしい青春時代の思い出はないようで、高校の時は生活費の足しにとパチンコを始め、3ヶ月で400万円ほど稼いでいます。
ド派手な柄のシャツにサングラスをかけ、街中を肩で風を切って歩いていたようで、高校生の時はかなり荒れた生活で喧嘩に明け暮れていたようです。
漫画でもここまで壮絶な幼少期を描くことはないのではと思うほど、すごいですよね。
子供がこれだけ苦しい生活をしているのに、両親は心配でなかったのかと素朴な疑問が出てきます。
これだけ荒れた生活を送っていると道を踏み外してしまっても全く不思議でありませんが、高校卒業後は進路指導の先生のおかげでNHKに入社することができました。
しかし、そのNHKでも立花孝志さんは辛い役回りをされています。
NHK職員時代
立花孝志さんはNHKに入社後、1986年4月和歌山放送局庶務部に配属。
1991年7月に、NHK大阪放送局経理部に異動。
1998年7月、NHK本部報道局スポーツ報道センター(企画・制作)に異動。
2004年7月、NHK本部編成局(経理)に異動。
こうしてみると、定期的に配属が異動になっていることが分かりますね。
これは立花孝志さんの意思ではなく、会社の方針なのかもしれません。
色んな部署に異動になったものの、仕事内容はNHKの裏金作りをずっとされたいたそうです。
何ともまあ、悲しい話ですよね。
せっかく進路指導の先生が見つけてくれて入社できた会社で、このような仕事をさせられるとは気持ち的に落ち込んでしまいそうです。

そして、立花孝志さんは2005年、38歳の時に週刊文春に対してNHKの裏金作りの真相を内部告発、その後、自分自身の不正経理で懲戒処分を受け、NHKを依頼退職されています。
NHK退職後は、フリージャーナリストとして活動。
それだけは生活はできず、パチプロとして8年間生計を立てていました。
8年間パチプロだけで生計を立てるのもなかなか凄いことですよね。
そして、2012年9月に「立花孝志ひとり放送局株式会社」を設立し、代表取締役に就任しました。
政界へ進出・国政党首に就任
立花孝志さんは2013年6月に政治団体『NHKから国民を守る党』を設立して、本格的に政界へ進出を果たしました。

2013年9月:大阪府摂津市議会議員選挙に立候補するも落選。
2014年2月:東京都町田市議会議員選挙に立候補するも、再び落選。
2015年4月:千葉県船橋市議会議員選挙に立候補し、2622票で初当選。
船橋市議会では保守系・自民党系会派「研政会」に所属する。
2016年7月:船橋市議会議員を任期中に辞任して東京都知事選挙に立候補するも、落選。
2017年1月:大阪府茨木市議会議員選挙、7月には東京都議会議員選挙(葛飾区選挙区)に立候補するも、落選。
2017年11月:東京都葛飾区議会議員選挙で、2954票で当選。
2018年4月:埼玉県さいたま市に本社を置く芸能事務所『渡邉エージェンシー』と専属契約を交わす。
2019年5月:大阪府堺市長選挙に党公認で立候補するも、落選。
2019年7月21日:投開票の第25回参議院議員通常選挙に比例区から立候補し当選。
同時に同党は政党要件を満たしたため、国政政党の党首となった。
2019年10月8日:参議院議員を辞職(失職)、同月10日に告示される予定の参議院埼玉県選挙区の補欠選挙に出馬する意向を表明するも、落選
2020年4月:7月5日に行われる東京都知事選挙に出馬することを表明。
自らが代表となって新規に立ち上げた「ホリエモン新党」の公認(NHKから国民を守る党推薦)候補として立候補した。投開票の結果、現職の小池百合子さんに敗れ落選した。
政界へ進出していますが、選挙の結果は芳しくないようですね。
そんな中2022年1月20日に、NHKへの威力業務妨害などの罪で、執行猶予付きながら懲役2年6月の有罪判決を下されています。
執行猶予は4年間みたいなので、現在も執行猶予期間中ということですね。
立花孝志とガーシーとの関係性
立花孝志さんとガーシーさんは元々知り合いとかではなく、立花孝志さんがガーシーさんに選挙に出馬してほしいという熱烈なオファーを送って関係が始まりました。
立花孝志さんには新しい政治をしたいという考えがあって、その想いにぴったりの人物ガーシーさんだったということです。
政治思想が合うとか、一緒に政界へ進出してしたいことがあるなど、特にそういった共通の想いがあるような感じではありませんね。
個人的にはこうした関係性がいつまで続くのか、疑問に感じます。
次に今後の活動の展望について紹介します。
今後の活動の展望
今後の活動については、やはりガーシーさんとの関係性がひとつ大きな焦点になると思います。
ガーシーさんが国会議員を辞めることになれば、その影響は立花孝志さんにも及んでくるはずなので、2023年3月ガーシーさんの帰国がターニングポイントになるでしょう。
ガーシーさんの件に関しては、別記事でまとめているのでこちらをご覧ください!

立花孝志さんも今後ずっと政界に身を置き、NHK党を国政に関わるような党にする為には、やはり話題性だけでは今後の活動は厳しいものになると思います。
実際に、これまでの選挙の結果がその証拠になっているのではないでしょうか。
ガーシーさんの去就次第では、立花孝志さんの任命責任に問題があると票を入れてくれる国民から総スカンを食らう可能性もあります。
このままでは、前途多難な道が待っていることは間違いないでしょう。
まとめ
立花孝志さんの経歴と生い立ちについての紹介でした。
生い立ちだけで映画が出来そうなくらい壮絶でしたね。
ここまで来るために相当な努力をされはずです。
自分の力で勝ち取った地位と活躍なので、話題性だけで終わらいように、大きな足跡を政界の残して欲しいですね。
今後の活躍に期待したいと思います!