こんにちは!りょーすけです!
唸るようなストレートと多彩な変化球を武器に、西武ライオンズの絶対的守護神として君臨する、平良海馬選手。
ストレートの平均球速が150km以上と、球界屈指の剛腕であることは間違いありません。
また、マウンド上では淡々と表情を変えずに、守護神らしい落ち着きでチームに安心感を与えています。
今回はそんな平良海馬選手の生い立ちから現在までの経歴、選手としての特徴やメジャー移籍の噂についてまとめました。
高校時代の意外なエピソードなども紹介していますので、ぜひご覧になってください。
平良海馬選手の中学・高校の経歴と成績
生い立ちから中学
平良海馬選手は、小学校生の時に野球を始めています。
きっかけは小学校のグラウンドで野球をやっているのを見て、自分もやってみたいと思ったそうです。
チームの練習時間も特に決まっていたわけでなく、コートが来たら集まっているメンバーでノックが始まるような、穏やかな環境で野球を楽しんでいました。
グラウンドでは楽しく野球に打ち込み、時間があれば釣り竿を持って海に出かけるような幼少期を過ごしており、石垣の自然の中でのびのびと育っています。
中学で硬式野球に転向し、その時に監督から『ピッチャーをやってみ』と声をかけられ、そこからピッチャーで活躍するようになります。
中学2年生の時には、投手兼外野手として沖縄県選抜にも選ばれ、全国大会に出場しました。
高校時代
高校は、沖縄県立八重山商工高等学校に進学しています。
八重山商工と言えば、2006年の夏の甲子園にエース大嶺祐太投手を擁して出場、一躍有名になった高校です。
しかし、平良選手が入学した頃には、その当時の人気はなく、有名になった時の名将・伊志嶺監督も高校を去り、試合ができる部員がいないという深刻な状況でした。
また、離島ということもあって試合となればその都度遠征費がかかり、実戦経験を積むことができないという事情もありました。
そのため、平選手が在籍していた頃は、他の高校と合同チームを組んで試合をしていたそうです。
今の活躍を考えると、嘘のような話ですよね。
平良選手は高校3年間で、甲子園はもちろん、全国大会の出場は一度もありません。
しかし、高校時代には最速154kmを記録しています。
そして、2017年ドラフト会議で西武ライオンズから4位指名を受け、入団しました。
鋼の肉体!平良海馬選手の筋肉
平良選手は高校1年生の時に怪我をして満足のいく練習ができなかったことがあり、その期間体を強くするために筋トレをしていたそうです。
そして怪我が治り復帰した際に、筋トレ効果で腕の振りが早くなり、そこから欠かさず筋トレをするようになりました。
プロに入ってもその意識は変わらなかったようですが、現在メジャーリーグで活躍している菊池雄星選手と一緒に自主トレを行うようになり、筋トレに対する意識が大きく変わったそうです。
むやみやたらに筋トレをするのではなく、関節や筋肉の柔軟性を意識してトレーニングするようになり、より質の高いストレート投げれるようになりました。
平良選手自身も、『球速だけでなく、ボールの回転数などの質の高いストレートを投げたい』と口にしており、そのためにさまざまなことを試行錯誤しています。
夢の舞台!メジャー挑戦の可能性
平良選手は、2021年にメジャーリーグの代理人で数多くの選手の移籍実現に貢献したすご腕代理人が代表を務める、スコット・ボラス・コーポレーションと契約を締結しました。
(米国にある)施設の利用や(投球面などの)データの提供面でサポートしてもらえるようで、非常に勉強熱心な一面をのぞかせていますね。
この締結のきっかけになったのが、先ほど紹介した菊池雄星選手で、平良選手は『プロでの過ごし方、今取り組んでいる基本的なことを教えてもらった。あれがないと、こんなに活躍は絶対できていない』と語っています。
この締結がメジャー移籍への布石ではないと否定していますが、平良選手は『将来はメジャーで投げてみたい』と口にしており、このまま活躍が続けばメジャー挑戦も現実味を増してくると思います。
平良海馬選手の基本情報
〜基本情報〜
名前:平良海馬(たいら かいま)
生年月日:1999年11月15日
身長・体重:173cm・100kg
出身地:沖縄県石垣市
出身高校:沖縄県立八重山商工高等学校
所属:埼玉西武ライオンズ
愛称:『男梅』『海魔神』
〜選手情報〜
投球・打席:右投・左打
ポジション:投手
プロ入り:2017年ドラフト会議・西武ライオンズ4位指名
1軍初出場:2019年7月19日
タイトル:新人王(2020年)
国際大会:2021年東京オリンピック・野球代表金メダリスト
プロ1年目の2018年は1軍での試合出場はなく、2019年7月19日に1軍初登板を果たしています。
主に中継ぎでの起用が多く、26試合に出場しチームに2年連続のリーグ優勝に貢献しました。
2020年は開幕を1軍で迎え、シーズン通して無敗でリーグ最多の54試合に登板を果たし、この年新人王を獲得しています。
2022年も開幕1軍でスタート、セットアッパーとしてフル回転。開幕から39試合連続無失点を記録するなど、球史に残る偉業を達成しました。
しかし、シーズン途中から右足首に違和感を覚えたままプレーをしており、チームがCSの出場権を逃した直後に登録を抹消、『右足後方インピンジメント症候群に対する関節鏡視下骨片除去術』という手術を受けています。
年俸
年 | 年俸 |
2022年 | 1億円 |
2021年 | 4200万円 |
2020年 | 1200万円 |
2019年 | 600万円 |
2018年 | 600万円 |
初めて1軍に出場した2019年を皮切りに、年俸が倍に伸びていますね♬
プロ5年目にして、大台の1億円を達成しているので、球団から評価はかなり高いことがわかります。
東京オリンピックの代表に選ばれており、球界を代表する抑えの一人だと思います。
記録
平良選手は2021年シーズン、39試合連続無失点という日本記録を樹立しました。
抑え投手は先発投手と違って、ゲームの最後一番プレッシャーがかかる場面での登板が多いので、39試合というのはホントに凄い記録だと思います。
実力はもちろん、精神的な充実がなければこの記録を作ることはできなかったはずです。
まだ22歳なので、自分が打ち立てた記録をこれからさらに上回る可能性もあるので、期待しましょう!
選手としての特徴
大きな体格を前面に押し出したダイナックなフォーで、ストレートの最速は160kmで、平均球速は150km以上を誇ります。
チェンジアップ・スライダー・カットボールも駆使して打者を打ち取り、ストレート一本だけでなく、変化球も織り交ぜながら打ち取る柔軟な考えを持っている選手です。
野球評論家の五十嵐亮太氏は、平良選手の持ち味をこう評価しています。
クイックモーションで150km後半出せるってなかなかないです。
フルタの方程式
日本で間を取って打つバッターが多い中でクイックであれだけ速い球を投げたらそりゃ打てない。
この投稿をInstagramで見る
これからの展望
このまま順調に活躍していくのが理想ですが、一番怖いのは怪我や故障だと思います。
150km以上のストレートを投げるパワーピッチャーなので、どんなに良い投げ方しても、肘や肩にかかる負担は大きいはずです。
柔軟性を意識した筋トレをしているようなので、平良選手もかなり神経を使いながら体づくりしています。
ホントに大きな怪我なくこれからも活躍して欲しいですし、日本球界に残るセーブ記録を目指して頑張って欲しいです♪
まとめ
平良海馬選手の経歴や選手としての特徴でした。
中学・高校とほぼ無名な存在だったにも関わらず、ドラフトにかかり今の活躍があるのは、平良選手の元々持っていたポテンシャルの高さを物語っていると思います。
沖縄の離島で、部員が足りていない高校の一選手を見つけてきたスカウトの慧眼にも、凄さを感じます。
まだ22歳なので、これから活躍をしてどんな記録を残してくれるか楽しみですね♬
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
記事が良かったなと思って頂けたら、コメントやブックマーク宜しくお願いします!
Twitterのフォローも大歓迎ですので、お待ちしております!
Twitterアカウトはこちら。