この記事は2022年10月18日に情報を更新しています。
こんにちは!りょーすけです!
2022年4月10日、千葉ロッテマリーンズ佐々木朗希選手がプロ野球史上16人目の完全試合を達成しました。
(完全試合は1994年5月18日の読売ジャイアンツ槙原寛己選手以来)。
他にも1試合奪三振数日本記録タイ(19奪三振)、連続打者奪三振記録の日本新記録(13者連続)、および歴代2位となる連続イニング奪三振(34イニング)を達成し、まさに記録づくしの試合になりました。
この完全試合をきっかけに、ますます注目を浴びる存在となった佐々木朗希選手。

メジャーに行く日も近いのかな。。



怪我だけが心配だな。。。
今回は、そんな佐々木朗希選手の評価や完全試合による海外の反応、メジャー挑戦の可能性について記事にしました。
完全試合達成した佐々木朗希選手!海外の反応は?
日本
監督や多くの野球解説者がコメントしていますが、読売ジャイアンツ・原辰徳監督のコメントが印象的でした。
オープン戦の時に彼と対戦したんですけど、その雰囲気があったし、想像もしっかりできましたね。
スポーツ報知
一報を聞いたときは、『やっぱりな』と、そういうことを感じさせる…ジャイアンツとのオープン戦でもあったということですね
大変な偉業達成ですが、『やっぱり』と言わしめるのが佐々木朗希選手の凄さだと感じます。
これは、『完全試合をするだけの力を持っている』ということを彼のピッチングを見て感じ取っていたことになります。
ペナントレース中ではなく、調整段階のオープン戦でそう感じさせるのは、スゴイの一言ですね。
アメリカ
野球の本場アメリカでも、この佐々木朗希選手の完全試合は大きな話題となりMLBのトップニュースとして扱われました。
日本と違い、ピッチャーの球数制限に関してシビアな判断がされるアメリカにあって、完全試合しながら19奪三振を記録したことに注目が集まっています。
三振が多いと、どうしても球数が多くなる傾向になります。
しかし、佐々木朗希選手はたったの105球で完全試合を達成しており、この試合が完全試合の結果以上に、アメリカで驚かれている理由です。
9回27人の打者に対して、ほぼボール球はなく常にストラクゾーンで勝負し抑えているので、この105球という球数は驚異的な数字だと思います。
韓国
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で死闘を繰り広げ、同じアジア諸国として、常にライバルとして君臨する韓国。
日本と同様に韓国にもプロリーグが存在しますが、未だ完全試合を達成した投手はおらず、この完全試合はアメリカ同様に大きく報道されました。
日本に比べると、選手育成の面でまだまだ環境が整っていない韓国では、この試合の結果だけでなく、球団の育成方針を賞賛する記事がありました。
台湾
こちらも、同じアジア諸国としてライバル関係にある、お隣の国・台湾。
完全試合後は、試合のハイライト動画にアクセスが集中し、台湾でも大きく取り上げられています。
韓国同様、台湾でも日本プロ野球の育成方法に強い関心が寄せられており、『日本を見習うべきだ』という声が台湾国内で上がっているそうです。
佐々木朗希選手に対するアメリカ有名誌の気になる評価は?
ニューヨークポスト電子版
メジャーの各球団は佐々木朗希のポテンシャルによだれを垂らしているだろう。
ニューヨークタイムズ
ササキは再び傑出した投球ができるのか。不可能とは言い切れない。
スポーツ専門局ESPN
日本の怪物が19三振を奪い、記録ずくめの完全試合を達成。
ある球団のGM(名前は非公開)
現時点で世界のベスト5に入っている。
日本では阪神タイガースのファンや地元紙が手厳しいコメントで有名ですが、それはアメリカでも同じです。
特に、世界で一番厳しいと言われるニューヨークの新聞がこぞって報道し、手放しで賞賛しています。
佐々木朗希選手が、もう日本だけでなく世界が注目する投手であることを表していると思います。
佐々木朗希選手・メジャースカウトの評価は?デグロム選手との比較も!
アメリカのナ・リーグの球団に所属し、日本人選手もチェックするあるスカウトは佐々木朗希選手についてこう語っています。
まだ20歳ですが、すでにスカウトの評価はSランクと言っても過言ではありません。
さらに、同スカウトはメジャー現役選手の中で最強右腕の一人とされる、ニューヨークメッツ所属のジェイコブ・デグロム投手に匹敵するくらいの能力を持っていると評価しています。
デグロム選手も、糸を引くような160kmを超えるストレートを武器に、メジャーの強打者から三振の山を築いている典型的なパワーピッチャーなので、佐々木朗希選手と投球スタイルは似ているかもしれません。
たまに、テレビでデグロム選手の投球を見ますが、力感のないしなやかなフォームで160kmの球を連投して、最後は高速スライダーで仕留めるというピッチングスタイルです。
変則的なフォームのピッチャーが多数いるメジャーリーグにあって、ピッチングフォームのバランスや美しさはメジャーの中でもトップクラスだと思います。
たくさんのMLBのスカウト陣が、佐々木朗希選手に熱い視線を注いでいることは間違いありません。
夢はメジャー挑戦!可能性はいつ?
佐々木朗希選手は千葉ロッテマリーンズに入団した時のインタビューで二つの夢を語っています。
18歳の時点で、彼の目指すべき場所は、『世界』ということがよく分かります。
普通は『早く1軍で活躍する投手になりたい』などのコメントが多数ですが、この二つの夢を明確に持っていることに、彼のスケールの大きさを感じ取れます。
しかし、自分の意志だけでいけないのがメジャーリーグで、球団や移籍システムの問題があります。
そのため、早くてもメジャー挑戦は25歳前後になることが予想されます。
ちなみに今活躍している大谷翔平選手は、23歳でメジャーの門を叩いています。
佐々木朗希選手も今後の成績や、メジャーリーグの評価次第では、メジャー挑戦の時期は早くなる可能性も十分にあります。
佐々木朗希選手の凄さは?
佐々木朗希選手の凄さは、ほぼ2球種で打者を抑えている点だと思います。
その球種は160km超えるストレートと、150kmに迫る落差のあるフォークです。
スライダーとカーブも投げますが、投球の大半はストレートとフォークで形成されています。
色んな球種を見ているプロの打者がくると分かっていても打てない。いかに、この2球種の精度が高いのかということを物語っています。
プロに入ってすぐの時は、制球に難がありましたが、下半身の強化で土台が安定し、160kmストレートがビシビシとストライクゾーンの四隅に決まるようになりました。
今は、この2球種で三振の山を築いていますが、これからのことを考えると、内野ゴロを打たせるカットボール、緩急で相手を翻弄するチェンジアップの新球種も覚えるとより効果的だと思います。
160km超えるストレートがあるだけに、緩急をつけれるチェンジアップを覚えると、さらに球速差で持ち味であるストレートの威力が増すはずです。
それに加えて、今あまりの投げてないスライダーやカーブの精度を上げていけば、バッターは球種を絞れず、ストレートに振り遅れ、よりピッチャー有利のカウントで投球を進めることができると思います。
それが完成したとき、ピッチングに厚みが増し、異次元のピッチャーになるような気がします。
懸念される不安要素は?
やはり、懸念される不安要素は肩や肘の怪我ではないでしょうか。
パワーピッチャーの宿命なので、これに関しては、メジャーのスカウトも注視しているはずです。
『肩は消耗品』というアメリカの考え方に全て賛成する訳ではないですが、人より早い球を投げている佐々木朗希選手なので、それだけ肩や肘には疲労は蓄積されているはずです。
しかし、ロッテ球団も佐々木朗希育成特別プランを作成し、1年目からじっくり体作りをし、それが今の活躍に繋がっています。
完全試合を達成した次の登板では、同じく8回まで完全試合を作っていましたが、井口監督は疲労を考慮して交代を決断。
試合の前から8回までと決めていたそうなので、監督はじめコーチ陣はしっかり佐々木朗希選手の体調管理をしている証拠だと思います。
これには、賛否両論ありましたが、僕は井口監督のこの判断を尊重したいですし、その覚悟に感服しました。
佐々木朗希選手のプロフィール
佐々木朗希選手の名前の由来や家族構成について記事にしています。
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まとめ
佐々木朗希選手の評価やメジャー挑戦についての紹介でした。
佐々木朗希選手が持ってるポテンシャルは、20歳ながらもう世界基準です。
完全試合を達成しましたが、佐々木朗希選手まだ発展途上で、まだまだ伸びしろは十分にあります。
ほんとに末恐ろしいですね。
野球ファンにとっては興味が尽きないですし、野球をしている子供たちには憧れの的になるはずです。
これから、どんな大投手になるのか、一人の野球ファンとして楽しみにしたいと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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