2022年12月12日に情報を更新しています。
事件に急展開です!
静岡県裾野市の『さくら保育園』で起きた児童虐待問題で、加害者として挙がっていた該当保育士3名が2022年12月4日に緊急逮捕されました。
さくら保育園の家宅捜索がされてすぐの逮捕に、驚きを隠せません。
それだけ、この問題が社会に与える影響が大きいことが分かります。
そこで、今回は虐待保育士の労働環境について、また今後の展開について紹介します!
静岡さくら保育園の労働環境の実態
静岡県裾野市のさくら保育園の労働環境が分かっているのは、以下の通りです。
入園されている1歳児が23人、それに対し担当保育士が6人。
単純計算で保育士1人に対し、子供が4人となります。
目が離せない1歳児を1人で4人をみるのは、想像するだけで難しいように感じます。
実際、逮捕された保育士の一人が『コロナ禍で業務が逼迫していた』と供述しました。
今回問題になったさくら保育園に限らず、全国の保育現場では子供の数に対し保育士の数が慢性的に不足していることが、問題視されています。
おそらく、このさくら保育園でも保育士の数が十分に足りていたということはないと考えられます。
虐待を平気で看過し隠蔽するような園長なので、保育士のマネジメントをしっかりやっていたいとは考えにくいですよね。
今回虐待をした保育士3人の内、2人は派遣だということも分かっています。
つまり、正規雇用ではないので人材の確保に苦労していたことの証明にもなりますね。
派遣の全てが悪いということではありませんが、子供を預ける親御さんの気持ちを考えるとやはり不安を覚えるのではないでしょうか。
ましてや、今回の派遣社員の保育士が事件を起こしたことで、全国で派遣として保育士をされている方に影響がありそうな気がします。
静岡さくら保育園の保育士逮捕で改革が本格化
今回の児童虐待問題で、保育士の労働環境がクローズアップされています。
労働環境の問題と今回の虐待問題を直接的に結びつけることはできませんが、間接的な要因としてやはり改善するべき問題だと思います。
実際に挙げられる問題点はこちらです。
実際の現場レベルでは、もっと細かく問題があると容易に想像できます。
いくら子供が好きでも給与が少なく生活が出来ないとなると、仕事を変える必要があります。
実際にはそうした事情で、保育士とは別の仕事をされている方もいるのではないでしょうか。
現代では夫婦揃って共働きをしている家庭が普通なので、保育園と幼稚園に子供を預けることがより必須になっています。
保育士を確保しつつ継続して勤務してもらうためには、やはり労働環境の根本的な改善は絶対に必要です。
それは、保育園単体での改善ではなく、国と行政が連携をとりながら改善するべき問題だと思います。
少子高齢化が進む日本において、子供を産んでしっかり保育してもらうことができる環境は今の社会に必要です。
しっかり子供を保育してもらう環境があれば、親御さんたちも安心して仕事をすることができます。
雇用が充実すれば経済にとっても大きなプラスになるはずです。
今回の問題がただの保育士逮捕だけで終わることなく、未来の日本のためにも良い方向に改善してくれることを祈ります。
まとめ
虐待保育士の労働環境や今後の展開についての紹介でした。
緊急逮捕で、この事件が急展開を迎えました。
静岡警察のスピード感のある逮捕劇が、この問題の大きさを物語っているように感じます。
今後事情聴取され、次々と保育園の業務実態と虐待の真相が暴かれるはずです。
2度とこのような事件が起きないように、全容解明をして欲しいですね。
さくら保育園の保育士実名に関しての記事も書いています。
園長が意図的に事件を隠蔽しようとしており、悪質な事件であるとことは間違いありません。
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