こんにちは!りょーすけです!
鹿児島県の公立高校・大島高校を九州大会準優勝に導いた、『南国の鉄腕』大野稼頭央選手。
2022年の春の選抜大会に出場、初戦の明秀日立戦で敗退したものの、確かな実力を示し注目を集める存在になりました。
夏の甲子園出場にも期待がかかりましたが、県大会決勝で鹿児島実業に破れ高校野球生活を終えています。
しかし、その投球は凄みを増し、プロ野球のスカウトも注目する本格派左腕までに成長しました。
今回はそんな、大野稼頭央選手の経歴、選手としての特徴、家族構成、2022年ドラフトの展望と予想を紹介します。
珍しい名前の由来についても触れているので是非ご覧になってください!
鹿児島・大島高校大野稼頭央選手の経歴(出身中学)
〜基本情報〜
名前:大野稼頭央(おおの かずお)
生年月日:2004年8月6日
出身:鹿児島県大島郡龍郷町
出身中学:龍郷町立龍南中学校
身長・体重:175cm・65kg
投球・打席:左投・左打
ポジション:投手
小学校1年生からソフトボール、3年生の時に龍郷野球スポーツ少年団に所属し野球を始めます。
中学でも地元の龍郷町立龍南中学校に進学し、同校の軟式野球部に所属しました。
中学3年生の時に、『離島甲子園』という大会に、龍郷選抜チームとして出場しています。
投手として、チームをベスト4に導きました。
『離島甲子園』の正式名称は、全国離島交流中学生野球大会と言います。
この大会はかつてマサカリ投法で一世風靡した村田兆治さんの提唱で出来た大会です。
目的はこちら。
『地理的環境から島外との交流機会の少ない全国の離島の中学生が一堂に会し、野球を通して島と島との交流を図り、新たな人間形成や健全な青少年の育成を促進し、離島地域の振興に寄与することを目的としています』
こうした活躍もあって、大野選手は高校の進学の際鹿児島市内の強豪校に進学する予定でしたが、中学のチームメイトや同じ地区の対戦相手の選手たちから熱烈な誘いを受け、地元の大島高校に進学しました。
『島から甲子園を目指す方が、達成感があると思った』と大野選手は語っています。
甲子園・地方大会の成績
大島高校に進学後は、1年生の秋からエースとして活躍。
高校2年生の夏の大会では県大会ベスト8、同秋の県大会は優勝、九州大会では準優勝しています。
特にこの九州大会での活躍が、大野選手にとって大きく、プロ注目の左腕として注目を集めるようになりました。
3年生の春の選抜大会に出場しましたが、初戦の明秀日立高校に敗退。
最後の夏の大会では、県大会決勝まで勝ち上がるも、強豪・鹿児島実業に敗れ甲子園出場が叶いませんでした。
しかし、この県大会決勝は非常に大きな注目を集め、鹿児島県大会史上最高の観客動員数を記録しています。
2022年ドラフト注目・イケメン大野稼頭央選手の特徴
※この特徴バロメーターは筆者独自のものです。公式の評価ではありません。
投球
ストレートの最速は146kmで、スピンの効いた非常に伸びのあるボールを投げます。
中学時代から球速が20km以上上がっており、まだまだ発展途上。
変化球はキレのあるスライダー、90km台のカーブ、チェンジアップを駆使して打者を翻弄していきます。
これまではストレートを中心にどんどん押していく投球スタイルでしたが、九州大会で緩急を使い抑える投球スタイルを取得、チームの結果以上に大野選手にとって大きな収穫があった大会でした。
大島高校の塗木監督も『速球派から技巧派までいろいろな投球ができるようになった』と目を細めています。
それに加え、投げるスタミナも抜群で、九州大会では9試合を1人で投げ抜く鉄腕です。
大野稼頭央選手の両親(父・母)や兄弟の家族構成
父
大野選手のお父さんは元高校球児で、しかも大島高校の野球部OBになります。
大野選手からすると、お父さんであり野球部の大先輩になります。
県外の学校に行く可能性もあった中で、大島高校に進学することが決まった時は、お父さんも心から喜んだはずです。
母
残念ながら、大野選手のお母さんの詳しい情報は見つかりませんでした。
大島高校は離島で、試合をするには内地の学校と違い多くの遠征費がかかります。
そういう意味では、お母さんも大野選手を支えるために苦労されたと想像出来ます。
兄弟
大野選手は3人兄弟の長男になるので、二人の弟さんはいます。
次男は歳が一つ違いで、大野選手と同じように離島甲子園に出場していたようです。
残念ながら、それ以上の詳しい情報は一番下の弟さんも合わせてなく、また分かり次第更新します。
大野稼頭央選手の名前の由来
大野稼頭央選手の名前稼頭央の文字を見ると、野球ファンなら1人の名選手を思い浮かべるのではないでしょうか。
その選手は大リーグでも活躍、現在は埼玉西武ライオンズのコーチとして指導にあたっている松井稼頭央さんです。
大野選手のお父さんが松井稼頭央さんの大ファンだったことから名付けられたそうです。
ちなみに、松井稼頭央さんの名前の由来は『中央で先頭に立ち、活躍する』という意味が込められています。
松井さんも、大野選手もまさにそう意味通りの活躍ですね。
2022年ドラフト注目選手
同じサウスポーで2022年ドラフト注目選手・京都国際高校の森下瑠大選手の記事はこちら⇩

2022年ドラフト会議の展望と予想
2022年の鹿児島県大会決勝で敗退後、プロを目指すと表明しています。
プロのスカウトの評価も春の選抜大会よりも上がっており、ストレート・変化球のキレを評価する声がたくさんあります。
まだ身体つきは華奢ですが、ピッチャーの生命線である下半身から強化すれは、元々バネのある身体なので大化けする可能性を秘めています。
それが実現すればさらに大野選手の投球術は凄さを増すはずです。
南海の鉄腕から目が離せません。
まとめ
鹿児島・大島高校大野稼頭央選手の紹介でした。
離島高校は試合をするのにも遠征費がかかり、内地の高校に比べると試合数が少ないという現実があります。
それでもそのハンデをもろともせず、地道な努力を重ねプロ注目の左腕になっています。
これはこの後に続く高校野球選手にとって大きな希望となるはずです。
島民の期待を背負った南海の鉄腕が、離島の星になる日は近い!
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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