【世界遺産】沖縄・識名園の見どころ! 観光にかかる所要時間&アクセス&駐車場情報を大公開!

こんにちは!りょーすけです!

皆さんは、旅行に行く際に観光する場所をどうやって決めていますか?

とにかく片っ端から人気観光地を行く方もいれば、特に何も決めずに気の赴くままに旅行を楽しむ方もいると思います。

過ごし方は人それぞれですが、どちらも旅行を楽しむという点では同じですよね。

さて、今回は楽しむに加えて、歴史・文化を知るという体験を加えて欲しいなと思い、世界文化遺産に登録されている、沖縄の『識名園』を紹介していきます。

かつて栄華を誇った琉球王国の歴史・文化を知れる貴重な場所です。

ぜひ、最後まで読んでくださいね!

このブログはこんな方におすすめです!

  • 世界遺産巡りが好きな方
  • 沖縄旅行を計画している方
  • 識名園の魅力や見所を知りたい方
目次

世界遺産・識名園の観光にかかる所要時間

世界遺産である識名園(しきなえん)は琉球王国の別邸で、指定面積は約12726坪。

これだけを聞くとすごく広大な敷地で、観光にかかる所要時間はかかりそうなイメージですが、ゆっくり観光しても大人であれば1時間半ほどあれば十分です。

多少の傾斜がありますが、園内全体として歩きやすく、お子さんを連れての観光も問題ないです。

時間的に遠出は無理だけでど、近場ですぐに行ける観光地を探している方にはおすすめです。

識名園へのアクセスと駐車場情報

那覇市内からであれば、一般道のみ利用で約30分あれば到着できます。市バスを使ってもほぼ同じ所要時間で到着します。

ただ、時間帯によって那覇市内は渋滞が起こりますので、時間は余裕を持って計画してくださいね。

他に観光を計画している方であれば、ダイヤの待ち時間が勿体無いので、レンタカーがベストです!

無料で利用できる駐車場がありますので、車で来ても困ることはありません。ハイシーズンでなければ、満車になることもないと思いますので、安心してご利用ください。

識名園と併せて行くと、より琉球文化を知ることができると思います!ぜひ参考にどうぞ!

識名園の見どころと魅力

識名園は、2000年に『琉球王国のグスク及び関連遺産群』の一つとして世界文化遺産に登録され、国の特別名勝にも指定されています。

この場所は、琉球王家最大の別邸で、王家の保養や外国使臣の接待の場所として1799年に完成しました。
琉球王国の歴史や文化を知ることができる貴重な遺産でありますが、世界第二次大戦の沖縄戦で壊滅的な被害を受けました。

現在の識名園の姿は1975年から、約20年をかけてゆっくり再建されものです。再建されたものとはいえ、細部に至るまで忠実に再現されており、沖縄県民の復興にかける想いが詰まっています。


琉球王国は、地理的に中国・朝鮮半島が近く、それらの影響を大きく受け、文化や風習が独自に発展してきました。

識名園は、その文化の融合を垣間見れる場所です。庭園自体は当時の日本の大名たちが好んだ様式を継承していますが、一方で、池に浮かぶお堂やそこにかかる橋は中国風で作り上げられています。

ここに来れば、いかに琉球という国が特殊な状況下で独立国家として歩んできたかを知ることが出来ます。

ここはそうした歴史の結晶を感じることができ、それが識名園の見どころであり魅力です。

見ておきたい観光スポット

育徳泉(いくとくせん)

琉球王国が栄えていた頃より、清らかな水が湧き続けている貴重な水源

加工がしやすいと言われている琉球石灰岩と独自の工法で、優美な曲線が見れます。

沖縄のお城は、琉球石灰岩が多く用いられており、曲線が特徴です。いわゆる本州(内地)のお城にはこうした曲線はあまりないので、そうした視点で見るのも楽しいですよ!

御殿(うどぅん)

外国使臣を招き入れた識名園の『母屋』で、赤瓦屋根が特徴の場所です。部屋からは、落ち着いた景観を思う存分楽しめることが出来ます。

2015年には、囲碁の七大タイトルの一つ、『本因坊』戦の舞台になりました。

心字池(しんじいけ)

池の周りを歩いて楽しむというスタイルが『廻遊式庭園』と言われており、この池はそのスタイルの中心的役割を担っています。

『心』という文字を崩した形で設計されていおり、歩きながら漢字をイメージしつつ歩いてみてはどうでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

言語や文化・風習は、地理的な問題に大きく影響を受けますが、琉球はその最たる例ではないでしょうか。

沖縄戦という悲しい歴史も耐え抜き、琉球の歴史を大切に守ってきた沖縄県民の想いも合わせて感じることが出来ます。

過去に目を向け、受け止めて、現代に生きる我々はそれを受け継いでいく必要があります。

識名園はそんな歴史の尊さを知れる場所です。

ぜひ、訪れてみてください。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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