こんにちは!りょーすけです!
2022年夏の甲子園、本職のキャッチャーに加えて、ピッチャー、キャプテンと三刀流で注目を集めた九州国際大付高校の野田海人選手。
エースの香西一希選手とは同じクラスメイトで、いつも配球のことなどを語る生粋の野球小僧です。
打線では4番を務め、攻守でチーム牽引してしました。打撃には少し課題があるものの、守備力に関しては肩の強さ、ブロッキングには定評があり、スカウト陣からも期待をよせる声が聞かれます。
U-18日本代表にも選ばれ、国際大会でも活躍してくれるはずです。
今回はそんな、九州国際大付の野田海人選手の経歴、選手としての特徴、U-18日本代表の選出理由、2022年ドラフト会議の展望と予想を紹介します。
九州国際大付・野田海人選手の経歴(出身小学校・中学)
〜基本情報〜
名前:野田海人(のだかいと)
生年月日:2005年3月18日
出身:福岡県大牟田市
出身小学校:大牟田市立手鎌小学校
出身中学:大牟田市立甘木中学校
身長・体重:174kg・75kg
投球・打席:右投・右打
ポジション:捕手・投手
野田海人選手は小学校4年生の時に、地元のクラブチーム『大牟田ジュニアドリームズ』に所属し野球を始めました。
幼稚園や小学校低学年から野球を始める選手が多い中、野田選手は4年生からなので比較的遅かったようです。
中学では大牟田市立甘木中学校に進学、同校の野球部には所属せず硬式野球チーム『高田ファイターズ』に入団し、プレーをしています。
中学時代の全国大会などの経験はありませんが、中学3年生の時にはすでに遠投110mを投げていたようで、肩の強さはこの頃から際立っていたそうです。
野田選手自身も、『肩の強さは中学時代から自信がありました』と語っています。
高校は、地元の九州国際大付に進学しました。
甲子園・地方大会での成績
九州国際大付高校進学後、1年生の秋の新チームから背番号2を背負い、8番キャッチャーで出場しています。
翌年2年生の春からは打線でも3番に座り、打撃でもチームを引っ張る存在になります。
2年生の秋からはキャプテンに就任し、捕手・投手・主将としてチームを牽引し、九州大会優勝、神宮大会ではベスト4進出に貢献しました。
3年生の春の選抜大会では、11年ぶりのベスト8進出しましたが、打撃では1安打と低迷。
そのタイミングで肘の不調でキャッチャーに専任し、キャッチャーとしてエース・香西一希選手をリードしています。
最後の夏の大会では、九州国際大付の強力クリーンナップの4番に座り、打率4割、本塁打1本、打点5と6年ぶり夏の優勝。
甲子園大会では打撃で苦しむも、キャッチャーとしての能力の高さを披露しました。
その実力が買われ、U-18日本代表に選出、プロ注目選手として活躍が期待されています。
2022年ドラフト注目・野田海人選手の特徴
※この特徴バロメーターは筆者独自のものです。公式の評価ではありません。
打撃
高校通算本塁打15本を誇る右の強打者で、九州国際大付が誇る強力クリーンアップの一角を担っています。
決して大振りせず、コンパクトに鋭いスイングで強い打球を打つことが出来ます。
キャッチャーが出身ということもあり、配球やコースの読みも鋭く勝負強いバッターです。
課題は多いものの、打撃センスはあると思うので打てる捕手として活躍して欲しいと思います。
守備
投手として最速146kmを投げることができるほど肩が強く、夏の甲子園大会NO.1の強肩の持ち主です。
肩の強さだけでなく、キャッチャーとして総合力が高いと賞賛するスカウトもいます。
甲子園大会でも、相手を翻弄する配球、ピッチャーに声を掛けるタイミングなど、キャッチャーとして大切な資質を持っているように感じました。
主将としてリーダーシップもあるので、今後の成長に期待したいと思います。
第30回WBSC U-18ベースボールワールドカップ
捕手と投手どちらでも戦力になりうる点でU-18日本代表に選ばれたと思います。
限られたベンチメンバーで戦う必要があるので、野田選手の能力は大きな力なはずです。
また大きな大会になればなるほど、キャッチャーの守備力の高さや冷静さは必要不可欠で、野田選手のこれまでの大舞台での経験はチームにとってプラスになると思います。
投手・捕手の両輪の活躍を期待しましょう!
2022年ドラフト注目選手
同じキャッチャーとして注目が集まっているのが、大阪桐蔭高校の松尾汐恩選手と智弁和歌山高校の渡部海選手です。
3選手とも、守備力だけでなく、打てる捕手として注目の存在です。
U-18ではチームメイトになっており、試合前に仲良く話をしている様子がありました。
関西人(松尾選手・渡部選手)二人に、野田選手が圧倒されているのかニコニコしている姿が印象的です。


2022年ドラフト会議の展望と予想
まだ大学への進学か、プロ志望届を提出するかは明言していませんが、プロのスカウトから注目を集めていることは間違いありません。
特にキャッチャーとしての守備力を評価しているスカウトが多く、今後キャッチャーを育てる必要がある球団にとって、野田選手のポテンシャルは魅力的です。
U-18日本代表での経験をさらに力に変えて活躍して欲しいと思います。
まとめ
九州国際大付・野田海人選手の紹介でした。
キャッチャーとしての素質は申し分なく、世代最強の強肩も大きな魅力です。
バッティングも含めてまだまだ成長できる伸びしろもあり、これからの活躍次第でさらに注目を集める選手になりそうな予感がします。
U-18では同世代の選手たちと切磋琢磨しているはずなので、ますます飛躍してくれることを期待しましょう!
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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