こんにちは!りょーすけです!
高校時代から強打の捕手として、全国の野球ファンを魅了している西武ライオンズ所属の森友哉選手。
阪神の藤浪晋太郎選手とバッテリーを組み、大阪桐蔭高校時代には春夏連覇の偉業を達成しました。
プロ入り後も、自慢の打力を武器に、球界屈指の打てる捕手として存在感は抜群です。
そんな中2022年シーズン終了後、他チームとの交渉が可能となるFA権の行使を表明し、その去就に注目が集まっています。
そこで今回は森友哉選手のこれまでの経歴、選手としての特徴についてまとめました。
注目されている移籍の行方についても紹介しているので、是非ご覧ください!
西武ライオンズ・森友哉選手の経歴(中学・高校時代)
〜基本情報〜
名前:森友哉(もり ともや)
生年月日:1995年8月8日
身長・体重:170cm・85kg
出身地:大阪府堺市
出身中学:堺市立東百舌鳥中学校
出身高校:大阪桐蔭高校
所属:埼玉西武ライオンズ
〜選手情報〜
投球・打席:右投・左打
ポジション:キャッチャー
プロ入り:2013年ドラフト会議・埼玉西武ライオンズ1位指名
1軍初出場:2014年7月30日
年俸:2億1000万円(推定)
タイトル:首位打者1回(2019)、最優秀選手1回(2019)、ベストナイン3回(2018・2019・2021)
生い立ち〜中学・高校
森友哉選手は5歳の頃から地元のクラブチーム『庭代台ビクトリー』で軟式野球を始め、投手として活躍しました。
6年生ではオリックスジュニアに選出、捕手と投手を兼任する形で活躍、12球団ジュニアトーナメントで優勝をしています。
中学は堺市立東百舌鳥中学校に進学、同校の野球部には所属せずに硬式野球チーム『堺ビックボーイズ』でプレーしました。
中学3年生の春では全国大会優勝、その年の夏にはジュニアオールジャパンの一員として、アメリカ遠征も経験しています。
高校は大阪の名門・大阪桐蔭高校に進学、1年生の秋から正捕手のレギュラーを獲得。
2年生の時には、一つ先輩の藤浪晋太郎選手とバッテリーを組み、春夏連覇の偉業を達成しています。
主将となった3年生でも、春夏と甲子園大会に出場、4季連続の甲子園出場を果たしました。
甲子園大会での通算成績は、14試合に出場55打数26安打・5本塁打、打率.473と脅威的な数字を残しています。
大会終了後にプロ志望届を提出、2013年ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから1位指名を受け入団しました。
小学生時代から全国の大舞台を経験し、『野球エリート』という言葉がぴったりのような気がします。
プロ入り後
プロ1年目の2014年シーズンは、開幕を2軍で迎えるも7月に1軍登録を果たし出場しました。
スポット的な活躍でしたが、自慢の打撃で1年目からホームランを放つなど鮮烈な印象を残しています。
2015年シーズンは開幕1軍スタート、指名打者として138試合に出場、打率.287、17本塁打・68打点を記録、夏のオールスターゲームでは清原和博さん以来の10代でのホームランを放っています。
2018年からは本格的に捕手として出場するようになり、初の捕手としてベストナインを受賞。
2019年からはチームの正捕手に定着、オールスターでは2年連続のMVPを受賞し、シーズン通して打率は329、23本塁打、打点105とキャリアハイの成績を残しました。
この年は首位打者と2年連続のベストナインを受賞、年俸も2億円まで上昇しています。
2020年・2021年シーズンはコロナと怪我の影響もあり、納得のいく成績を残せてはおりませんが、随所に存在感を放ち、正捕手の座を取り戻しました。
高卒からプロ入りした選手の多くは、まずプロの一流ピッチャーが投げるボールに対して対応が難しいと言われています。
しかし、森選手は1年目から1軍でホームランを放つなど、天性の打撃センスで対応して結果を残しました。
これは本当に凄いことだと思いますし、森選手が『バッティングの天才』と言われる所以だと思います。
ヤンチャだったけど、野球センスは天才的!?
森友哉選手の印象と聞くと、やはり強打のイメージが強いと思います。
その打撃センスはすでに中学生の頃からずば抜けており、そのセンスに惚れたのが後の恩師となる大阪桐蔭高校の西谷浩一監督です。
高校生ですら使いこなすのが難しい木製バットを、森選手は中学2年生で使いこなしていました。(森選手が所属していた堺ビックボーイズでは、木製バットで練習させていた)
さらに、森選手は野球が好きという気持ちが体から溢れていたそうで、その天性の打撃センスと野球小僧に西谷監督は惚れ込み、大阪桐蔭高校にスカウトしています。
高校入学後は1年生の秋からレギュラーを獲得、全国屈指のスラッガーに成長して全国の高校野球ファンを魅了しました。
数多くのプロ野球選手を育てた西谷監督は、ボールをミートする能力は卒業生の中で1番と森選手を評しています。
ちなみに森選手は中学時代、相当ヤンチャをしていたようです。
特攻服を着てバイクを乗り回していたとか。。
それでも、森選手は遊びと野球に上手くメリハリをつけて取り組んでおり、それが天才を潰すことなくここまで育てることが出来た要因かも知れませんね♬
選手としての特徴と凄さ
※この特徴バロメーターは筆者独自のものです。公式の評価ではありません。
打撃
大阪桐蔭高校史上、最強の左打者と言われています。
身長は170cmとプロ野球選手として小柄ながらも、非常にパンチ力があり高校通算41本塁打がそれを証明していると思います。
小柄といっても背中から太もも裏の下半身は分厚く、その強靭な下半身がボールを遠くへ飛ばすことを可能にしています。
また、動体視力が高くそれが選球眼の良さとミート力の高さに大きく影響。
ボール球には決して手を出さずに最後までボールを見る目と、強靭な下半身から繰り出す圧倒的なスイングスピード、そして中学時代から木製バットを使いこなしていた驚異的なミート力が森選手のバッティングを支えています。
守備
遠投100mの肩の強さに加え、捕球してから投げるまで動作が早く二塁への送球タイムは最速1.86秒を記録しています。
それも打撃にいかされている強靭な下半身が生み出す安定性が影響していると思います。
普通の野手に比べ負担が大きいキャッチーというポジションですが、ここ数年で配球術にも経験値が加わり洗練されてきています。
キャッチーとしてベストナインにも3回選出、打撃だけでなく守備力も評価されている証拠です。
これからさらに円熟味が増し、球界に名を残す名キャッチーへ成長してくれるはずです。
揺れる去就!残留かFA移籍か!?
2022年シーズン終了後、森友哉選手は他球団と移籍への交渉が可能となるFA権の行使を表明しました。
大方の予想は残留でしたが、この権利行使の表明に球界は驚きに包まれています。
まだ移籍が決まったわけではありませんが、西武ライオンズも森選手慰留に向けて最大限の誠意を見せて契約に挑むと報道がありました。
ライオンズにとって森選手が抜けると戦力的に大幅ダウンなので、当然のことだと思います。
また権利行使を表明した直後、今年日本一になったオリックス、そしてジャイアンツが獲得に向けて調査していると言われています。
その他にも獲得に手を上げる球団はあるはずなので、複数の球団での争奪戦が予想できます。
残留か移籍か!?どちらにしても年齢的にまだまだ第一線で活躍できることを考えれば、巨額の契約が生まれる可能性は高い。
来季、森選手はどのチームのユニフォームを着てプレーしているのか、非常に楽しみです。
メジャー移籍の可能性は?
2022年シーズン終了後に、数名の選手がメジャー挑戦を表明しています。
森選手もメジャー挑戦について全く興味が無いと言えば嘘になるはずです。
しかし同じ野手であっても、キャッチーは専門性と経験値かいるポジションです。
また、バッテリーを組むピッチャーとのコミュニケーション問題もあり、乗り越える壁は非常に高い。
仮にメジャー挑戦を表明しても、獲得に動く球団があるかどうか、不透明だと言わざるおえません。
こうしたことを踏まえると、メジャー挑戦の可能性は現実的に低いと思います。
今後必要なこと
高卒1年目から一軍で活躍、年齢も30歳に近づいてきています。
活躍している期間と年齢的なことを考えれば、これからは身体に色んな影響が出てくる可能性はあります。
そうなるとキャッチーというポジションはキツくなってくるはずなので、ファーストなど別ポジションへのコンバートもあるのではないでしょうか。
森選手の次のキャッチーを育てるという、所属球団の方針も影響してくる可能性もあります。
色々なことが考えらるタイミングでのFA権の行使なので、森選手もたくさん悩んでいると思います。
森選手のプロ野球人生にとって、間違いなく大きな転換期を迎えているので、1番ベストな選択をして来季も活躍して欲しいですね。
高校時代の盟友・藤浪晋太郎選手
森友哉選手と聞くと、藤浪晋太郎選手を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
それだけ、大阪桐蔭高校時代の強烈な印象が強いはずです。
藤浪選手も2022年シーズンオフにメジャー移籍を表明しました。
二人とも、同じタイミングでプロ野球選手として大きな転換期を迎えています。
来季どこのチームのユニフォームを来てプレーしているのか、非常に楽しみですね♬

まとめ
森友哉選手の経歴についての紹介でした。
このシーズンオフ最大の注目を集めている森友哉選手。
打てる捕手は、おそらくどの球団も喉から手が出るほど欲しい選手だと思います。
ライオンズに残留するのか、他球団へ移籍するのか、多くのプロ野球ファンが気になっているはずです。
もし仮に移籍となれば、来季以降の優勝争いの勢力図に、大きな影響を及ぼす可能性も十分にあります。
最後にどのような結末が待っているのか、森選手の動向に期待しましょう!
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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