水原一平の経歴がすごい?31人目の侍と言われた秘密と能力に迫る!

水原一平の経歴がすごい?31人目の侍と言われた秘密と能力に迫る!

メジャーリーガー・大谷翔平選手の通訳として、日本でも知名度がある水原一平さん。

2023年3月に行われたWBC大会でも、その仕事ぶりに大きな注目が集まっていましたよね。

そこで今回は水原一平さんの経歴(学歴)について、また31人目の侍と言われた理由について紹介します。

さらに、水原一平さんの語学力だけでない特殊能力についてもまとめているのでご覧ください。

目次

水原一平の経歴(学歴)がすごい

まずは簡単に水原一平さんのプロフィールをまとめておきます。

〜水原一平さんのプロフィール〜

名前:水原一平(みずはら いっぺい)
生年月日:1984年12月31日
出身地:北海道苫小牧市
職業:通訳(大谷翔平選手の専属通訳としてエンゼルスに所属している)
身長:186cm

水原一平さんは6歳まで生まれ故郷の北海道苫小牧市で育ち、1991年に和食料理人である父の仕事の影響でアメリカ・ロサンゼルスへ移住されています。

学生時代は、サッカーとバスケットボールをされていたようで、野球は全くの未経験者です。

大学はカリフォルニア大学リバーサイド校を卒業されており、こちらの学校は研究型州立大学としては西海岸でトップの学力を有する学校として有名です。

大学卒業後は日経の企業で勤務をされていたようですが、その当時メジャーリーグではトルネード投法で一世風靡した野茂英雄さんが活躍をされており、その影響でMLBに興味を持ち通訳の道を目指し始めました。

画像出典:BASEBALLKING

そして2011年、当時レッドソックスに所属していた岡島秀樹選手がヤンキースに移籍するタイミングで岡島秀樹選手の専属通訳としてヤンキースに所属します。

しかし、岡島秀樹さんは翌年のフィジカルチェック(身体検査)の結果、左肩に異常が見つかり契約がなくなり、水原一平さんも契約解除されてました。

そのタイミング日本に帰国し、生まれ故郷の北海道を拠点としている日本ハムファイターズの通訳として球団職員になります。

その後は、大谷翔平選手が2017年オフにメジャー挑戦を表明し、移籍が実現。

大谷翔平選手の専属通訳として、一緒に渡米をしています。

水原一平が31人目の侍になった理由

栗山英樹監督との関係性

水原一平さんは、2013年から大谷翔平選手が渡米する2018年まで、日本ハムファイターズの外国人選手の専属通訳していました。

画像出典:Number Web

その時のチームの指揮官が栗山英樹監督で、その頃からの関係性があります。

栗山英樹監督も以前から知っている水原一平さんを、チームに帯同させることで良い影響をもたらしてくれると信じていたと思います。

水原一平さんも栗山英樹監督からだからこそ、難しい役を引き受けたのではないでしょうか。

ラーズ・ヌートバー選手との通訳

2023年WBC大会では、初の日系アメリカ人であるラーズ・ヌートバー選手が招集されました。

元々、水原一平さんがヌートバー選手に『WBC日本代表に興味があるか?』という内容のメッセージをインスタグラムのDMで送り、召集が実現した経緯もあります。

画像出典:Number Web

そのためヌートバー選手との通訳としての仕事もあり、水原一平さんはWBCメンバーとして帯同しました。

ヌートバー選手が持っている人懐こっさもありますが、ヌートバー選手はチームメイトのみならず、日本の野球ファンの心を鷲掴みにしてムードメーカーになっています。

この背景には水原一平さんの通訳やヌートバー選手との関係性があって起こった現象だと思います。

審判とのやり取り

国際試合とは言えWBC大会を運営しているのは、アメリカになります。

そのため審判を含め大会通じての公用語は、英語になります。

負けたら終わりの短期決戦において、選手起用が試合を大きく作用することは言うまでもありません。

そのため、水原一平さんの通訳は審判との細かいやり取りでも、大きく力を発揮します。

画像出典:Number Web

例を挙げると、2015年と2019年に開催されたラクビーワールドカップで、日本代表は大きな躍進を遂げ強豪国の仲間入りを果たしました。

その躍進の鍵にはもちろん日本の力が世界と近づいた一面もありますが、キャプテンであるリーチ・マイケル選手(ニュージーランド出身)が英語を話せたというのが強く影響したと言われています。

審判との細かいやり取りの中でしっかり意思疎通を図り、試合をコントロール出来たこと。

水原一平さんも同じように、ただ通訳をするだけでなく、審判としっかりコミュニーケーションをするための役割も大きかったと思います。

メジャーリーガーの情報

水原一平さんは大谷翔平選手の相棒という形で、練習や試合、遠征先までずっと帯同をしています。

これは言い換えると、メジャーリーガー達を日本の選手より間近で観ていることになります。

そうした実際に観たメジャーリーガー達の印象や情報というのは、とても価値があるものになります。

英語が話せるだけに選手の性格などもしっかり把握していたのではないでしょうか。

もちろん日本代表も映像などを含めたデータは持っていたと思いますが、実際に間近で観た人間の情報と合わせることで、よりその情報は正確なものになります。

そういった意味でも、水原一平さんの情報力は大きな力になったはすです。

日本語と英語の違い

日本語は言葉の表現が豊かと言われるだけあり、英語に訳すことでその本来の意味とは違う捉え方をされることがあります。

それは英語から日本語に変換しても同じことが言えます。

大谷翔平選手もアメリカでの生活が長いので普通に会話出来るはずですが、その日本語と英語の微妙なニュアンスの違いをしっかり把握するために水原一平さんの力を借りていると思います。

それはヌートバー選手や審判相手であっても同じなので、水原一平さんの言葉のチョイスは相手への印象を変える重要な仕事だったはずです。

水原一平の語学力だけでない特殊能力

2023年WBC大会、日本は3大会ぶりに世界一を奪還し、侍ジャパンを支えた功労者として水原一平さんの名前が挙がっていましたよね。

そんな中、元阪神タイガースで活躍して関本賢太郎さんが、水原一平さんの語学力だけでないその凄さをこのように語っています。

画像出典:中日スポーツ

すべてコーチが言ったことを一言一句伝えるのがいい通訳ではなくて、言葉のチョイスだったりニュアンスだったり、外国人選手の性格を見極めて、判断する能力にすごく長けているんだと思う。

外国人選手といえど、スポーツ新聞見たら、自分のことが載っていることは分かるけど、なんて書いてあるかは分からない。

いいことも書いてあれば、悪いことも書いてある。

そこをうまいことチョイスして、ええことだけ伝えて、その選手を気分よくさせる。それが通訳の大事な仕事。いらんこと言わんでええ。

デイリー

おそらく、こうした見えない気遣いと言うのは英語だけ勉強したとしても身に付くものではありません。

水原一平さんは6歳でアメリカに移住しているので、その長年のアメリカ生活の中で培った能力だと思います。

栗山英樹監督も、この水原一平さんの能力に惚れ込んでWBCメンバーとしての帯同を熱望したのではないでしょうか。

まとめ

水原一平さんの経歴(学歴)についての紹介でした。

プロ野球選手の通訳という仕事の幅の広さに驚きましたね。

31人目の侍と言われた理由がわかったような気がします。

大谷翔平選手が重宝するのも、語学力だけでない能力があるからこそだと思いました。

水原一平さんの活躍が、今後テレビなどで特集される日が来るかもしれませんね。

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