2023年3月29日に情報を更新しています。
追記:宮台真司さんを襲撃して指名手配だった男は、2022年12月17日に神奈川県相模原市内の自宅で死亡していたことがわかりました。
そして、2023年3月9日容疑者死亡のまま殺人未遂容疑で書類送検、事件に幕が閉じました。
日本の社会学者としてテレビやラジオに出演していた宮台真司さんが、2022年11月29日に東京・八王子市にある東京都立大学のキャンパス内で、何者かに切りつけられる事件が発生しました。
最新の情報では、命に別状はないものの全治1ヶ月の重傷ということです。
追記:宮台真司さんは、2022年12月7日に無事退院されました。
数々の辛辣な発言をしていただけに、言論封殺で事件が起きたのではないかと危惧されています。
そこで、今回は宮台真司さんの過去の発言や評判ついて記事にしました。
宮台真司が襲われた理由は思想上の問題なのか
これに関しては、現在宮台真司さんを襲った犯人は逃走中で、警視庁が逃げた男の行方を追っている状況です。
追記:2022年12月12日、警視庁が宮台真司さんの襲撃犯と見られる男の画像を公開しました。
そのため、襲われた明確な理由は分かっていません。
しかし、宮台真司さんは社会学者として、政治に対し多くのコメントをされています。
また、今回の事件は明らかに宮台真司さん個人を狙っての犯行なので、個人的な恨みか思想上の問題のどちらかと言わざるおえません。
こちらの記事で、犯人の人物像について記事にまとめています。
あわせてご覧ください。

この事件に際して、共演経験のあるタレントの田村淳さんはこのようなコメントをしています。
命に別状がないということでは一安心。
ABEMA NEWS
僕は宮台さんの『ビデオニュース・ドットコム』を見て、こういうニュースの切り口があるんだ、考え方があるんだ、というのを学ばせてもらっている。
ただ、辛辣なコメントをなさる方。
言論を封殺するようなかたちで首を切ったり頭を殴ったりすることが起き始めたとしたら、いよいよ何も言えなくなる
やはり、共演者の方はこうしたコメントは、襲われた理由を特定する助けになりそうです。
しかしどんな理由があろうと、このような犯行に及ぶことは許されることではありません。
宮台真司さんが、何より無事だったことが救いだと思います。
宮台真司の過去の発言や評判・思想
色々ある思想の中で一番分かりやすい例を一つ挙げるとすると、宮台真司さんは日本国憲法について改憲論者です。
憲法改正問題は、ずっと議会や選挙で論争の種になっている問題ですよね。
特に『憲法9条』の問題は、長く議論されてきています。
宮台真司さんは自国を守るために憲法改正を唱えており、この問題に関しては多くの意見があって当然だと思います。
日本では、広島・長崎のこと、沖縄のアメリカ軍基地の問題など、さまざま立場の人間が存在することがこの問題を長引かせていると言っても過言ではありません。
宮台真司さんは、世界情勢などを判断してこうした発言をしていると思うので、決して突発的な発言ではないはずです。
また宮台真司さんの評判に関しては、正直なところ良いも悪いも半々です。
理由は、宮台真司さんは嫌われるからこの発言はしないでおこう、好かれるためにこう発言しようという次元でお話しをされている方ではないからです。
本当に日本の将来のことを考え抜き、自分の言葉にして語っている方なので、反感を買うのも当然だと思います。
また、宮台真司さん自身もそのあたりのことは誰よりもご理解されていることでしょう。
だからといって、今回のような犯行が許されるわけではありません。
まとめ
宮台真司さんが襲われた理由についての紹介でした。
キャンパス内で襲われるという痛ましい事件ですよね。
宮台真司さんが無事だったということが何よりの救いだと思います。
人それぞれ考えがあって、それを言葉にするのは自由です。
反感や不満もあることが当然で、それを今回のような形で行動に移すのは、どんな理由があっても許されることではありません。
犯人を捕まえて、襲った動機を含めてしっかり検証して、今後このような事件がないようにして欲しいと思います。