こんにちは!りょーすけです!
2022年夏の甲子園で、史上3度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭高校の扇の要、松尾汐恩選手。
中学時代は遊撃手として有名な選手でしたが、高校1年生の秋からキャッチャーに転向しています。
持ち前の運動能力の高さとセンスの良さで、2022年夏の甲子園注目選手の1人です。
また、打撃に関してもシャープなスイングで単打・長打を打つことが可能。
2021年秋の神宮大会では、4安打4打点2本塁打とそのポテンシャルの高さを証明しています。
今回はそんな、2022年ドラフト会議の注目選手の1人である、大阪桐蔭高校・松尾汐恩選手の経歴、選手としての特徴、家族構成や性格を紹介します。
キャッチャーに転向した秘話も紹介していますので、是非ご覧ください!
この投稿をInstagramで見る
大阪桐蔭高校・松尾汐恩選手の出身中学(プロフィール)や身長
〜基本情報〜
名前:松尾汐恩(まつおしおん)
生年月日:2004年7月6日
出身:京都府精華町
出身中学:精華町立精華中学校
身長・体重:178cm・75kg
投球・打席:右投・右打
ポジション:捕手
松尾汐恩選手が野球を始めたのは、小学校1年生の時です。
地元の『精華アトムズ』と言う少年野球チームに所属していました。
この地域ではかなりの強豪チームなようで、指導者だけでも40人ほどいるそうです。
松尾選手が6年生の頃には、
・第79回南山城支部大会優勝
・第42回天下一品杯(春)優勝
・第37回京都市長旗争奪大会優勝
・第32回天下一品杯(秋)優勝
とんでもない好成績を収めています。
どこのポジションを守ってどれだけ活躍したかの情報は分かりませんが、おそらく中心選手としてチームを牽引していたと思います。
その後、中学では精華町立精華中学校に進学、中学の部活ではなく硬式野球チームの『京田辺ボーイズ』に入団してプレーをしました。
京都では有名なチームで、プロ野球選手も輩出している強豪チームです。
中学では、主にピッチャーとショートで試合に出場しており、中学生の時点でストレートの最速は142kmと大器の片鱗を見せています。
中学2年生の頃からチームの中心選手として活躍し、中学3年生の時には4番打者として、ジャイアンツカップに出場、そして2019年8月の『世界少年野球大会』のU-15日本代表ボーイズに選出されました。
この大会ではチームも優勝しており、そのチームの中心選手として活躍しています。
小学校から野球エリートと言って良いほど、実績を残していますよね。
この活躍があり、高校では大阪の強豪・大阪桐蔭高校に進学しています。
大阪桐蔭高校での大きな転機
中学硬式野球チーム『京田辺ボーイズ』では投手兼ショートでプレーしていましたが、一度だけ正捕手の怪我でキャッチャーのマスクを被ったことがあります。
その時にたまたま、大阪桐蔭高校の西谷監督がスカウトとして視察しており、期待のショートとして入学した松尾選手にキャッチャー転向を勧めました。
いきなりブルペンに入り、当時150km近いボールを投げるエースの球を受けたそうです。
しかし、そこは松尾選手で、持ち前の運動神経の良さでみるみるうちにキャッチャーとしての素質を開花させ、大阪桐蔭高校の正捕手まで登りつめています。
西谷監督の選手の適性を正確に見る眼もすごいですが、それにしっかりと結果を残す松尾選手の運動能力の高さにも驚きます。
甲子園での成績
2022年の夏の甲子園では、2回戦の埼玉・聖望学園戦で2打席連続のホームランを放っています。
このホームランで、甲子園での通算ホームランは5本となり、史上10人目の記録です。
今夏の大阪府大会でも3本塁打、打率3割3分を残しており、まさに『打てる捕手』の面目躍如といったところでしょうか。
2022年ドラフト注目・松尾汐恩選手の特徴
※この特徴バロメーターは筆者独自のものです。公式の評価ではありません。
打撃
体はそれほど大柄ではないものの、甲子園でのホームランが証明しているように、しっかり打球に角度がつけばスタンドまで放り込む力はあります。
ミート力も大きく成長しており、ますます確実性が増したバッティングができるようになった印象です。
それに加え、球種やコースの読みが非常に鋭く、これは松尾選手が持つ大きな力だと思います。
試合の流れを読んでのバッティングもできるクレバーさもあるので、相手ピッチャーからすると、手強いバッターなはずです。
守備
キャッチャーに転向してまだ日が浅いですが、運動能力の高さと抜群の野球センスでキャッチャーとしての評価も非常に高いです。
元々肩の強さはあり、二塁送球はタイムは1秒87と、プロ野球選手並みに強肩を誇ります。
ただ、まだ投げ方が内野手の投げ方で、キャッチャーとして荒削りな部分もあります。しかし、それを補うほどのポテンシャルを持っており、『キャッチャーとして育ててみたい』と口にするスカウトもいるほどです。
プロ野球選手でも、高校時代と全く違うポジションで活躍している選手も多いので、プロに入ればチーム事情や適性を判断し、成長してくれると思います。
コミュニケーション能力の高さ
野球選手としての能力の高さだけでなく、コミュニケーション能力の高さも大きな特徴です。
実際、これはスカウトの人も非常に評価している点でもあります。
試合中の審判との会話、チームメイトとの会話、相手チームとの会話など、いろいろな場面でその姿を見かけます。
大阪桐蔭高校ではキャプテンではありませんでしたが、十分チームの先頭に立って引っ張るだけに力はあると思います。
松尾汐恩選手の両親(父・母)や兄弟の家族構成
父
松尾選手の父に関しての情報はほとんどありませんでしたが、野球経験者だということです。
松尾選手が野球を始めたきっけは、お父さんだったようで小さい頃からキャッチボールなどして過ごしていたと思います。
母
松尾選手の母に関しての情報は、全くありませんでした。
おそらく今でも京都に住んでおられると思います。また詳しい情報がわかれば更新します。
兄弟
兄弟についても、情報はありませんでした。
一人っ子の可能性もありますが、年齢的にまだ中学生の可能性もあるので、こちらも情報が分かれば更新します。
松尾汐恩選手の性格
高校球児の多くは気持ちを全面に押し出す性格の選手が多いですが、松尾選手はどちらかというと気持ちを内に秘め、どんな時でも冷静な性格です。
大阪府大会や甲子園での試合でも、キャッチャーらしくここぞと言う場面での間のとり方、声掛けのタイミングは松尾選手の性格をよく表していると思います。
このような冷静な性格を持っていることを踏まえて、西谷監督はキャッチャーにコンバートした可能性もありますね。
2022年ドラフト会議の展望と予想
キャッチャーに転向してからはまだ日が浅いですが、それでもプロ野球球団スカウトの評価は非常に高いです。
キャッチャーだけでなく、中学時代に守っていたショートでの指名の可能性もあります。
松尾選手自身は、どちらのポジションで勝負するか明言していませんが、キャッチャーとしての楽しさや難しさが分かってきたと語っています。
どちらにしてもプロ志望届を提出すれば上位指名の可能性は高いです。
またバッティングもミート力が高く、走・攻・守三拍子揃った総合力の高い選手だと思います。
これまでの実績を振り返ってみてもスター性があり、プロの舞台での活躍をみたい選手の1人ではないでしょうか。
その他のドラフト注目選手
近江高校・山田陽翔選手の記事はこちら⇩

高松商業・浅野翔吾選手の記事はこちら⇩

まとめ
大阪桐蔭高校・松尾汐恩選手の紹介でした。
小学校・中学校と大きな舞台を経験し、大阪桐蔭でもレギュラーを獲得と、野球エリートの一人ですよね。
それでも、奢ることなく高校生らしく甲子園でプレーしていたのが印象的でした。
常に冷静な心で試合の状況を判断し、プレーに品がある独特な雰囲気を持つ選手だなと思います。
まだ、プロに行くか大学進学かを明言していませんが、どちらにせよ大きな可能性を秘めた選手であることに変わりはありません。
今後も松尾汐恩選手の注目したいと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
記事が良かったなと思って頂けたら、コメントやブックマーク宜しくお願いします!
Twitterのフォローも大歓迎ですので、お待ちしております!
Twitterアカウトはこちら。