こんにちは!りょーすけです!
2022年夏の甲子園の2回戦、明徳義塾戦で持てる力を全て出し切り、チームを勝利に導いた九州国際大付のエース・香西一希選手。
明徳義塾のエース・吉村選手との投げ合いは今大会でもベストゲームの1つだと思います。
切れ味の鋭い変化球をしっかりコースに投げ分け、相手バッターにスイングをさせない投球術は世代の中でも屈指の実力を誇ります。
U-18日本代表にも選出され、国際舞台でもその投球術で活躍が期待されています。
今回はそんな、九州国際大付・香西一希選手の経歴、選手としての特徴、U-18日本代表の選手理由、2022年ドラフト会議の展望と予想を紹介します。
九州国際・香西一希選手の経歴(出身小学校・中学)と読み方
〜基本情報〜
名前:香西一希(こうざい かずき)
生年月日:2004年10月13日
出身:福岡県
出身小学校:福岡市立西新小学校
出身中学:福岡市立百道中学校
身長・体重:171cm・70kg
投球・打席:左投・左打
ポジション:投手
好きなプロ野球選手:東京ヤクルトスワローズ・石川雅規選手
香西一希選手は、小学校から『高取少年野球クラブ』に所属して野球を始めています。
中学は福岡市立百道中学校にの進学、同校の野球部には所属せずに、福岡県では強豪で有名な硬式野球チーム『糸島ボーイズ』に所属してプレーしていました。
中学2年生の頃から全国大会に出場しており、そこでの活躍が評価され野茂ジャパン(JUNIOR ALL JAPAN)に選出、アメリカ遠征で活躍しています。
身体は小柄ながらも、中学時代から全国の舞台で活躍しており、投手としての実績を残しているのは凄い感じます。
高校は、九州国際大付高校に進学しています。
甲子園・地方大会での成績
中学からの実力を発揮し下級生の頃から試合に出場していましたが、三振を狙ったストレートを痛打される場面が多いことが課題でした。
そこで、九州国際大学付属・楠城徹監督から『緩急が大事だ!』とアドバイスを受け、自身の投球スタイルをコントロール重視で緩急を使って、打たせて取るピッチングに方向転換しています。
そこから香西選手の覚醒が始まり、2年生の秋からエースナンバーを背負って秋の公式戦に出場。
11試合に登板し、防御率1.41という脅威的な数値を叩き出し、チームを福岡県大会・九州大会優勝に導いています。
続く明治神宮大会では、2試合連続で1失点完投勝利を挙げ、ベスト4に貢献。
3年生の春の選抜、選手権大会と出場しており、持ち前のコントロールと緩急で全国屈指のバッター達を翻弄しました。
2022年ドラフト注目・香西一希選手の特徴
※この特徴バロメーターは筆者独自のものです。公式の評価ではありません。
ストレートの最速はプロ注目選手の中では速くないですが、ストレート・スライダー・チェンジアップのコントロールがずば抜けているのが特徴。
それが示すように2年生の秋季大会では1試合で与える与四球率が0点台という驚異的な数値を叩き出しています。
好きな選手はヤクルトスワローズの石川雅規選手ということもあり、投球フォームや投球術は非常に近いと思います。
球速を上げることがトレンドの時代にあって、『緩急』という自分のスタイルを貫く香西選手に注目です。
第30回WBSC U-18ベースボールワールドカップ
野球はファボールを与えると高い確率で得点に結びつきます。
そういう点で香西一希選手の制球力の高さは、チームにとって絶対に必要な能力です。
打たせて取るというピッチングスタイルは、野手にも良い影響を与え攻撃にも良いリズムを生み出します。
緩急を駆使した投球術がどれだけ通用するのか、注目したいと思います。
2022年ドラフト注目選手
同じ左腕としてプロ注目選手なのが、京都国際高校のエース・森下瑠大選手。
最後の夏の大会では甲子園にも出場しています。

最後の夏の大会では県大会決勝で敗退し、出場はなりませんでしたがプロ注目左腕なのが南海の剛腕と異名を持つ、大野稼頭央選手。
投球スタイルは違いますが、プロ注目の選手です。

2022年ドラフト会議の展望と予想
記事を書いている時点では獲得に興味を示している球団はありませんが、ヤクルトスワローズの石川雅規選手、オリックスバッファローズの宮城大弥選手は緩急を駆使してプロの一流バッターを翻弄しています。
香西選手も同じタイプの投手なので、活躍次第ではドラフトにかかる可能性は大いにあります。
U-18の大会でアピールをしてプロの門を叩いて欲しいと思います。
まとめ
九州国際大付・香西一希選手の紹介でした。
香西選手の将来の夢は『夢を与えられるプロ野球選手』だそうです。
夢を与えられるという言葉に香西選手の人柄、野球に対する想いが詰まっているような気がします。
コロナに感染し投げれない日々が続いたそうですが、それにも耐えた力強さを国際大会で発揮して欲しいなと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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