こんにちは!りょーすけです!
2022年の交流戦が終わり、プロ野球のペナントレースも中盤・後半戦に向けて走り出しました。
開幕してから3ヶ月経ち、梅雨から夏場は勤続疲労が選手たちを襲います。
首脳陣のマネジメントや、選手層の厚さなど、ある意味ここからがプロ野球・ペナントレースの本当の戦いが始まると言っても過言ではありません。
今回は、2022年の交流戦の結果と総括、後半戦の展望を独自目線で紹介していきます!
ヤクルト完全優勝!2022年・交流戦の結果と順位表
試合数 | 勝 | 負 | 引 | 勝率 | 差 | ||
1 | 東京ヤクルトスワローズ | 18 | 14 | 4 | 0 | .778 | – |
2 | 阪神タイガース | 18 | 12 | 6 | 0 | .667 | 2 |
3 | 千葉ロッテマリーンズ | 18 | 10 | 8 | 0 | .556 | 2 |
4 | 福岡ソフトバンクホークス | 18 | 9 | 9 | 0 | .500 | 1 |
5 | 西武ライオンズ | 18 | 9 | 9 | 0 | .500 | 0 |
6 | 横浜DeNAベイスターズ | 18 | 9 | 9 | 0 | .500 | 0 |
7 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 18 | 9 | 9 | 0 | .500 | 0 |
8 | 日本ハムファイターズ | 18 | 8 | 10 | 0 | .444 | 1 |
9 | オリックス | 18 | 8 | 10 | 0 | .444 | 0 |
10 | 読売ジャイアンツ | 18 | 8 | 10 | 0 | .444 | 0 |
11 | 中日ドラゴンズ | 18 | 7 | 11 | 0 | .389 | 1 |
12 | 広島カープ | 18 | 5 | 13 | 0 | .278 | 2 |
ヤクルトスワローズが脅威的な勝率を記録、全カード勝ち越しで完全優勝をしました。
全日程でセリーグが55勝、パリーグ53勝になっています。
交流戦1位と最下位がセリーグで、セリーグの方が勝利数を上回っていると考えれば、いかにヤクルトが強かったのが分かりますよね。
2022年・交流戦MVPは村上宗隆選手
2022年交流戦のMVPは、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が選出されました。
交流戦成績は、打率.351、6本塁打、13打点という文句なしの結果で、本人は球団を通じてこう語っています。
高津監督をはじめチームの皆さん、野手、先発投手陣、粘り強いリリーフ陣、スタッフの方々を代表して受賞させていただいた。
NHK
何よりもチームスワローズが優勝できて本当によかった。すぐにレギュラーシーズンもスタートするのでMVPを励みにしてさらに頑張りたい。
落合博満氏の評価
現役時代3度の三冠王を獲得した落合博満氏は、自身のYoutubeチャンネルで、こう評価しています。
4番を続けるというのは、チーム事情とかケガをしない限りはね、そこに居座れるバッターっていうのは力があるっていうことですよ。
落合博満のオレ流チャンネル
このコメントが、4番バッターの重要性を物語っていると思います。
ヤクルトの強さは、打線の真ん中でどっしり力を発揮する村上選手が機能していることが要因だと思います。
12球団監督コメントと総括
東京ヤクルトスワローズ・高津監督
僕は節目を重要視するので、18試合のスタートや今日(12日)の18試合目をしっかり戦えたのは良かった。
スポニチ
最後3つ勝てて終われたのも、後半戦に向けていい弾みになった。
ヤクルトが交流戦前の勢いをそのままに、独創体制に入りました。
打撃の面に注目がいきがちですが、脅威的なのは中継陣の安定感で、接戦の試合を勝利に結びつけた功績は非常に大きいと思います。
ヤクルトの試合を見ると、野球というスポーツがいかに『投手力』が大事なのかが分かりますよね。
阪神タイガース・矢野監督
たまたまじゃない勝ちというか、投手はずっと頑張ってくれ、点をどう取るかが課題だったが、交流戦では形ができた。
スポニチ
でも、もっと良くなることも自分たちでできる。
開幕から絶不調でスタートに出遅れたタイガースdすが、この交流戦で息を吹き返し、交流戦だけで貯金6作りました。
投手力の安定感は抜群なので、佐藤選手や大山選手の前にランナーを出し、得点力が上がっていけばかなりの脅威になると思います。
セ・リーグの後半戦はタイガースが掻き回しそうです。
千葉ロッテマリーンズ・井口監督
交流戦を非常に良い形で終われたと思う。
スポニチ
ここまで投手が頑張ってくれているので、再開後は打線がカバーできるように、マリーンズらしい野球をしっかりとやりたい。
交流戦に入り、投打が噛み合い、ゲームの流れがしっかりしてきた印象です。
しかし、失策数(エラー)が多いので、そこの細かいミスを無くす必要があります。
打線の奮起も期待されるところです。
福岡ソフトバンクホークス・藤本監督
ヤクルトに3連敗した。悔しいけど9勝9敗の五分ということで悲観することはない。
スポニチ
目指すはペナント。17日の楽天戦、しっかり練習して万全でやっていきたいと思う。
ヤクルトに3連敗したことはかなり衝撃的でしたが、勝率5割に耐えているのは流石のチーム力ですね。
やはり、このチームの浮沈の鍵を握るのは千賀選手と柳田選手だと思います。
一気に爆発する可能性を秘めているので、怖い存在のチームであることは間違いありません。
西武ライオンズ・辻監督
勝率5割で終われたことはこれからに生きる。故障者が少しずつ戻ってきた。
スポニチ
競争意識が出てレベルが上がっていけばいい。昨年とは違うチームになっている。
故障者が復帰して、本来のチーム力が戻ってきた印象です。
ただ、エースの髙橋光成選手で勝てないことが多いので、エースでしっかり勝つことができれば、チームが勢いづくような気がします。
山川穂高選手も好調をキープできれば、上位を脅かすチームです。
横浜DeNAベイスターズ・三浦監督
結果は5割。だが1週間単位だと、ずるずる行かずに踏ん張った。
スポニチ
ほぼカード頭を取ることができたし、チームとして力を付けている部分はあるのでそこを伸ばす。
交流戦で大きな連敗をしなかったことが、交流戦5割キープ出来た大きな要因です。
投手力も着実に上がってきているので、打線の中心・牧選手の前にランナーをためることができれば、点を取れる力もあります。
Aクラスに入り込む戦力は十分にあります。
東北楽天ゴールデンイーグルス・石井監督
チームが苦しい時期に交流戦に入ったから、5割はまずまずかな。
スポニチ
引き続き苦しいシーズンは続くが、そこでどれだけ頑張れるかが、シーズンを制する力になると思う。
交流戦前は絶好調でしたが、交流戦は苦しい戦いが続きました。
エラーが絡んだ失点が多いので、野手と投手の立て直しが急務だと思います。
ただ、交流戦の勝率5割はキープ出来ているので、後半戦、投打がどれだけ踏ん張れるかが重要です。
北海道日本ハムファイターズ・新庄監督
流れには乗れなかったが選手たちはいろんな選手を見ていい勉強になった。
スポニチ
楽しみながら成長していく姿を見せていきたい。選手は悔いのないようにやってほしい。
開幕してからは、噛み合っていない印象ですが、ここ最近はチームとして形が出来上がってきました。
若手の清宮選手や万波選手も本来持っている力を発揮しているので、相手チームにとっては脅威だと思います。
後半戦のパリーグのダークホースは日本ハムだと感じれほど、チーム力は上がってきています。
オリックス・バッファローズ・中嶋監督
貯金できなかったし悔しいけれどシーズンが終わったわけではない。
スポニチ
立て直す期間がちょっとあるので、全てにおいてそういう期間として有効に使わなきゃいけない。
昨年のパリーグの覇者が苦しいシーズンを送っています。
しかし、この交流戦で4番の杉本選手が復調してきていることは朗報だと思います。
打線が機能すると、投手陣は駒が揃っているので、昨年同様にパリーグ制覇するチーム力十分にあります。
東京読売ジャイアンツ・原監督
今日は甲子園の決勝戦のようなつもりで戦っていこうということでスタートしたが、残念ながらという結果になってしまった。
スポニチ
まだ途中。少し調整、矯正して戦っていく。
後半戦の巻き返しをするには、投手陣の立て直しが急務だと思います。
打線はいつもながら12球団No.1の長打力があるので、課題は投手力だけですね。
主将の坂本選手が年齢的にも少し活躍にかげりが出てきているので、若手の奮起が期待されます。
中日ドラゴンズ・立浪監督
前半は持ちこたえながら頑張ったが、最後はこういう連敗になった。
スポニチ
選手も、我々もしっかり反省し、いろいろ考えながらやっていかないと。必死になってやっていく。
主砲と期待されていた石川選手を怪我で欠き、厳しい選手事情を抱えているのが現状です。
いろいろ手直しが必要ですが、まずは投手力の強化が一番の課題だと思います。
元々、投手王国と言われた中日なので、復活が待ち遠しいです。
広島カープ・佐々岡監督
みんな自信を持って入ったと思うんだけど、投手陣も打撃陣も自分たちの野球ができなかった。
スポニチ
防御率が良くないし、打率も悪い。気持ちを切り替えてやるしかない。
交流戦で一番、調子を崩したのは広島カープだと思います。
監督のコメントを見ると、不調の原因を突き止めれていない印象です。
こうした場合は、原点回帰で自分たちの野球を思い出しことが、何より重要だと思います。
セ・パ順位予想
交流戦を踏まえて、ペナントレースの順位を独自予想してみました。
※これは筆者独自の予想ですので、公式の予想ではありません。
この予想がどれだけ的中するかは、勝負なので分かりませんが、シーズンが終わった時にまた、記事をまとめたいと思います。
まとめ
どうでしたか?
交流戦と聞くとパ・リーグが強い印象ですが、ヤクルトの台頭で勢力図が大きく変わりました。
パ・リーグの球団も、ヤクルトを筆頭に各球団の対策は強化すると思うので、今後かなり熾烈な戦いが予想できます。
2022年シーズン終わった時に、どのチームが頂点に立っているか、楽しみにして観戦しましょう!

最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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