こんにちは!りょーすけです!
2022年、夏の甲子園への切符一番乗りは沖縄県の興南高等学校に決まりました。
4年ぶり13回目の甲子園出場で、ひさびさの聖地への登場です。
2010年には、現在同校でコーチを務める島袋洋奨選手を擁し、史上6校目の春夏連覇という偉業を達成した、沖縄県屈指の強豪校です。
今回はそんな、2022年興南高校の野球部メンバー、キャプテン&エース、注目選手などをまとめました。
2022年夏! 沖縄県代表・興南高校野球部メンバー
背番号 | 選手名 | ポジション | 学年 | 出身中学・所属 |
1 | 生盛亜勇太 | 投手 | 3 | 那覇市立城北中 |
2 | 盛島稜大 | 捕手 | 3 | 宮古島市立鏡原中 |
3 | 金城南隆 | 内野手 | 3 | 糸満市立三和中 |
4 | 池田琉誠 | 内野手 | 3 | 那覇市立安岡中 |
5 | 呉屋輝 | 内野手 | 3 | 北谷ボーイズ |
6 | 仲程雄海 | 内野手 | 2 | 宜野湾ポニーズ |
7 | 長嶺龍希 | 外野手 | 3 | 豊見城市立長嶺中 |
8 | 禰覇盛太郎 | 外野手 | 3 | 宜野湾ポニーズ |
9 | 石川泰平 | 外野手 | 3 | 普天間中 |
10 | 安座間竜玖 | 投手 | 3 | 沖縄中央ポニー |
11 | 平山航多 | 投手 | 2 | 宜野湾市立嘉数中 |
12 | 町田宗治 | 外野手 | 2 | 恩納村立うんな中 |
13 | 東恩納尚紀 | 投手 | 3 | 宜野湾ポニーズ |
14 | 國吉琉心 | 内野手 | 3 | うるま東ボーイズ |
15 | 野里悠介 | 内野手 | 2 | 宜野湾市立宜野湾中 |
16 | 久高 学士 | 内野手 | 1 | 名護市立東江中 |
17 | 長田悠 | 外野手 | 3 | 豊見城ボーイズ |
18 | 比嘉誉人 | 外野手 | 3 | 那覇市立首里中 |
19 | 金城大翔 | 投手 | 3 | 八重瀬町立東風平中 |
20 | 砂川康誠 | 捕手 | 2 | 浦添ボーイズ |
頼れるキャプテン!
2022年、興南高等学校のキャプテンは、禰覇盛太郎(ねは せいたろう)選手です。
打線ではチームの3番を担い、夏の初戦から3戦連続ホームランを放つなど長打力が大きな魅力。
スイングスピードが速く、ボールをギリギリまで引き付けて打てる力があり、スラッガーとしての素質を持っています。
また、自分で試合を決めるだけでなく、自慢の俊足をいかしてチャンスメイクも出来るので、興南打線の爆発はこの選手にかかっていると言っても過言ではありません。
絶対的エース!
興南高校のエースは、生盛亜勇太(せいもり あゆた)選手です。
自己最速147kmのストレートを武器に、打者を打ち取る本格派のピッチャー。
球速だけでなく、投げるテンポが非常に良く、チームの流れを引き寄せるピッチングができます。
試合展開や疲労を考慮して、先発だけでなくリリーフでの登板も経験しており、代えがきかない絶対的エースです。
沖縄の怪物!注目選手はこの選手!
興南高校の注目選手は、盛島稜大(もりしま りょうた)選手です。
185cm・96kgと恵まれた体格をいかしてチームの4番に座っています。
守備ではキャッチャーと、攻守においてチームの要であることは間違いありません。
プロ注目の選手でもあるので、興南高校の躍進の鍵はこの盛島選手が握っています。
興南高校の通算甲子園成績
春(選抜大会) | 夏(選手権大会) | 春夏通算 | |
出場回数 | 4回 | 12回 | 16回 |
優勝 | 1回 | 1回 | 2回 |
準優勝 | – | – | – |
ベスト4 | – | 1回 | 1回 |
ベスト8 | – | 2回 | 2回 |
2022年・沖縄県大会成績
学校名 | スコア | 学校名 | |
1回戦 | 興南 | 11-0 | 沖縄工業 |
2回戦 | 興南 | 不戦勝 | 宜野座 |
3回戦 | 興南 | 5-1 | 日本ウェルネス沖縄 |
準々決勝 | 興南 | 5-0 | 宜野湾 |
準決勝 | 興南 | 6-4 | 未来沖縄 |
決勝 | 興南 | 7-1 | 沖縄尚学 |
興南高等学校野球部・監督
興南高校野球部の監督は、名将・我喜屋 優( がきや まさる)さんです。
自身も興南高校出身で、選手時代には沖縄県勢初のベスト4にチームを導くなど、主に外野手として活躍されました。
社会人野球を経て、2007年に同校の野球部監督に就任、2010年には史上6校目、沖縄県では初夏の選手権大会優勝を達成しています。
野球を通しての人間教育に重きをおく指導論が有名で、特に同校野球部に就任した頃は、甲子園からも遠ざかっていました。
それを改善すべく、生活面や気持ちの面での指導を重点的に行い、2010年の春夏連覇の偉業につなげています。
我喜屋監督はこうした経験を伝えるために、『非常識 甲子園連覇監督に学ぶ 勝ち続ける強いチームのつくり方』という題で、本を出版されていますので、気になる方はぜひご覧になってください♪
高校野球がいかに人間教育の場なのかということがわかると思います。

興南高校野球部OB
興南高校野球部OBで、現役で活躍している選手といえば、オリックス・バッファローズに所属している宮城大弥(みやぎ ひろや)選手です。
2021年には新人王を獲得するなど、オリックス先発陣の柱として活躍しています。宮城選手の記事はこちらにまとめていますので、ぜひご覧になってくだいさい。
宮城大弥選手の経歴や選手としての特徴など知りたい方こちら↓

宮城大弥選手のプライベートが知りたい方はこちら↓

本大会に向けての展望
攻守にわたり非常にバランスの取れたチームだと思います。
投手陣は、エースを中心に先発・リリーフとどの場面でも登板が可能で、長く厳しい夏の大会を戦う地力があります。
攻撃陣も、クリーンナップには長打力をもつバッターがおり、得点能力も優れています。
特に1番バッターから4番バッターまでは、県予選でホームランを放っているので、この上位打線が機能すれば、一気に大量得点という形もあります。
興南高校が春夏連覇した時のエース島袋洋奨さんが、現在同校のコーチに就任しており、大舞台での気持ちの持ち方や戦い方など『勝者のメンタル』を教えているはずです。
2度目の夏の頂点へ向けて、視界は良好です!
まとめ
2022年夏の甲子園、沖縄県代表・興南高校の紹介でした。
今年は4年ぶりの夏の聖地登場ということで、チーム・選手たちにとって、気合の入り方が一味違うような気がします。
沖縄では、沖縄県代表校が試合する時には、街中から人が消えると言われるほど高校野球人気があります。
点数が入れば、アルプススタンドから『ハイサイおじさん』の音色が響き渡り、選手たちを鼓舞するはずです。
熱き南の島から、再び『興南旋風』が巻き起こるのか楽しみにしましょう!