お正月の風物詩である、『箱根駅伝』がスタートします。
昨年は、青山学院大学が圧倒的な差をつけて総合優勝を果たしました。
しかし、今年の大会はその青山学院大学さえ優勝が難しいと言われるほど実力が拮抗し、大混戦が予想されています。
そこで、今回は区間新記録が期待できる注目選手と優勝候補の大学を紹介します!
注目選手一覧
田澤廉
歴代最強の駒澤大学の絶対的エースとして君臨している田澤廉選手。
大学1年生から全国の舞台を経験し、レースでの駆け引き・スタミナ全ての能力が大学生の中でも最高クラスです。
また、2022年4月には5000mで13分22秒60(日本人学生歴代6位)で好走、同年7月の世界選手権も経験しています。
国際舞台も経験したことで、成長著しい選手です。
箱根駅伝だけでなく、今後の日本の陸上界を背負って立つ逸材の最後の走りは見逃せません!
三浦龍司
順天堂大学の三浦龍司選手。
3000m生涯で高校記録、U20日本記録、学生記録と日本記録を持っています。
東京五輪は3000m障害で、日本人初入賞をの快挙を果たしている学生最高クラスの選手の一人です。
レース運びも上手いのですが、特に凄いのがラストスパートをかける爆発力。
海外選手のよなうな圧倒的なスピードで、後ろから追い抜く姿は必見です!
近藤幸太郎
箱根連覇がかかる青山学院大学のエース・近藤幸太郎選手。
高校時代はほぼ無名の選手でしたが、大学2年生の頃からレギュラーに定着し頭角を現しました。
日本インカレ5000mで優勝、全日本駅伝では駒澤大学の田澤廉選手とデットヒート繰り広げ、区間2位と好調を維持しています。
箱根駅伝連覇、さらに新記録樹立を狙うチームにとって、絶対に欠かせない選手の一人です!
丹所健
大学1年生に頃から箱根駅伝を知る、東京国際大学の丹所健選手。
5000m・10000mで自己ベストをマークするなど、成長著しい選手の一人です。
箱根の辛さ・楽しさを経験している経験値は、チームにとって大きな財産になっているはずです。
チームが目指す『三大駅伝優勝』に向けて、突っ走ってくれると思います。
吉居大和
名門中央大学のエース・吉居大和選手。
高校時代には全国高校駅伝で日本一を経験、トラック5000mではU20日本記録を15年ぶりに塗り替え、大きく自己記録を短縮しています。
そして、箱根1区の『伝説の区間記録』と言われる記録を26秒も塗り替える記録を樹立。
アメリカに行って武者修行するなど上昇志向も高く、今年も箱根を盛り上げてくれる選手であることは間違いありません!
葛西潤
大学1年生の頃から、創価大学を引っ張る葛西潤選手。
2年時には箱根3区で区間3位と好走して、チームの往路優勝に貢献しています。
故障がちでしたが、その中でも自己ベストを記録するなど実力は申し分ありません。
箱根優勝に向けて、チームを引っ張る走りは必見です!
優勝候補大学は2校
駒澤大学
出雲駅伝・全日本駅伝とぶっちぎりの優勝を果たし、箱根も制し駅伝三冠がかかっています。
揃えている選手の実力を考えても、ダントツの優勝候補であることは間違いありません。
チームを率いる名将・大八木明監督も優勝に自信をのぞかせており、2023年箱根駅伝は駒澤大学中心にレースが展開されることでしょう!
青山学院大学
最強・駒澤大学に対し勝てる確率が最も高いのは、2022年箱根を制した青山学院大学です。
2022年箱根駅伝では、他を寄せ付けない圧倒的な記録を樹立して優勝しています。
出雲・全日本と優勝を駒澤大学に持って行かれているだけに、この箱根にかける想いは監督・選手は強く持っているはずです。
大学随一の選手層の厚さ、原監督のマネジメント能力でどんなレース展開を見せるのか、駒澤大学との優勝争いに注目しなしょう!
まとめ
昨年は、青山学院大学の優勝で幕を閉じましたが、今年は大混戦が予想されています。
選手同士の実力が拮抗しており、優勝の鍵は監督のマネジメント能力、レースの駆け引きなど面白い展開になりそうです。
学生の熱い戦いに注目しましょう!