日本将棋界において数々の最年少記録を塗り替えている、藤井聡太(ふじい そうた)棋士。
弱冠20歳にして歴戦の猛者を次々と倒し、タイトルを勝ち取っていますよね。
どこまで進化し続けるのか誰にも予想が出来ません。
そんな藤井聡太棋士はこれだけ勝ち続けていると、年収などはどれくらいなのか気になるところです。
そこで今回は、藤井聡太棋士の推定年収や収入源、お金の使い道などを調査しました。
藤井聡太の推定年収はいくら?
将棋自体を普段テレビで観る機会も少ないので、なかなか棋士の年収を予想するのは難しいですよね。
その中でも今回は、藤井聡太棋士にスポットライトを当てているのですが、結論から言うと藤井聡太棋士の年収は少なく見積もっても3億円近いあると想像ができます。

将棋の騎士という職業を知らない方からすると、『そんなにも年収あるの?』と思われるかも知れませんが、将棋のプロ棋士になることは日本最高峰の大学である東京大学に入学することよりも難しいと言われています。
そんな狭き門を潜り抜け、テレビで放送されるようなタイトル戦に出場できるのは、さらにそこから選りすぐられた棋士だけになります。
その世界で弱冠20歳の藤井聡太棋士が多くのタイトルを勝ち取っているのは、本当にすごいですよね♫。
次に、その年収の内訳と収入源を詳しくみていきます。
藤井聡太の6つの収入源
主に、藤井聡太棋士の収入源は6つになります。
一つずつ紹介をしていきます。
対局料
まず一つ目が、『対局料』になります。
この対局料が棋士の一番大きな収入源になりますね。
将棋の世界は実力世界になっており、一番上からA級・B級1組・B級2組・C級1組・C級2組というピラミッド型をしており、普段は同じ階級の棋士とリーグ戦を戦っています。
その中で藤井聡太棋士はもちろんA級に所属しており、ちなみにA級は10人という人数しか入れません。
このA級の基本給は約800万円(年収)ほどになります。

サラリーマンにこの年収を置き換えると、主任や課長などの役職がついていないと貰えないくらいの年収なのではないでしょうか。
この基本給に加えタイトル戦があり、勝ち上がることが出来れば対局料はさらに跳ね上がります。
2023年5月現在、藤井聡太棋士が保有しているタイトルは以下になります。
・王将:約200万円(優勝賞金500万円プラス)
・竜王:約460万円(優勝賞金4320万円プラス)
・王位:約500万円(優勝賞金700万円プラス)
・叡王:約700万円
・棋聖:約700万円
・棋王:約400万円(優勝賞金500万円プラス)
この保有しているタイトルの対局料だけでも、2960万円で優勝賞金を足すと約9000万円ほどになります。
そして、2023年6月1日に藤井聡太棋士は第81期名人戦七番勝負で勝利し、名人のタイトルを獲得。
史上二人目の七冠を達成、優勝賞金は2000万円〜3000万円ほどと言われているので、これで対局料と優勝賞金だけで1億円を超えることになりました。
すごい記録ですよね♫
ちなみに残すタイトルは『王座』だけになり、将棋の8大タイトルを全て獲得することになれば、前代未聞の偉業になります。
非常に楽しみです♬
スポンサー契約料
藤井聡太棋士は、『不二家』と『サントリー』に加え、『日本AMD』とスポンサー契約を結んでいます。
スポンサー契約の中身は詳しく公表されてはいませんが、1社につき約5000万円くらいあるのではと言われているので、この3つで約1億5千万円ほどになりますね♬

このスポンサーの数は今後増えてくる可能性は十分にあると思うので、さらに金額は跳ねがる可能性もあるのではないでしょうか。
ちなみにメジャーリーグで活躍している大谷翔平選手は13社とスポンサー契約を結んでおり、そのスポンサー収入だけで約45億円あると言われています。
競技が違うのでここまで跳ねがるのは難しいかも知れませんが、藤井聡太棋士はまだ年齢が20歳なので、将棋界の常識を変える可能性を秘めているはずです。
指導料
プロ棋士になると、将棋活動の普及を目的に地方に赴き将棋教室などを開催しています。
対局がない時期などは、こういった活動を通して子ども達に将棋を指導されているようです。

今の将棋界のスーパースターなので、指導教室も人気が高そうですよね♬
ただこの活動は将棋の普及活動なので、収入自体はそれほど高くはないはずです。
また、藤井聡太棋士はタイトルホルダーで多忙を極めているので、将棋教室の開催もできていないかも知れませんね。
著書の印税
藤井聡太さんは、自身の生い立ちなどを記した著書を数多く出版してされています。
・強さの本質
・天才の育て方
・常識のブレーキを外せ
・頂へ 藤井聡太を生んだもの
・名人をこす少年
藤井聡太棋士が、直接書いたわけではありませんので、多くの印税が入ってくるわけではありません。
ただ題材にはしているので、少なからず印税は入っているはずです。
売上部数などを正確に知ることはできませんが、印税は少なく見積もって数百万〜数千万ほどあるのではないでしょうか。
今後、藤井聡太棋士自身が本を書くことがあれば、印税も大きく変わってくるはずです。
ゲーム出演料
藤井聡太棋士は、Nintendo Switchのソフトで『将棋トレーニング』というゲームに出演しています。
将棋が好きな子供達には、かなり好評のようで人気が高いそうです♫
こちらも具体的な契約料は分かっていませんが、数百万ほどの収入にはなっているのではないでしょか。
テレビ出演
最近は多忙の為テレビ出演は減っていますが、以前は何度かテレビ出演をされていました。
タレントさんよりは出演料は高くないとは思いますが、それでも数百万の出演料はあったと想像できます。
現在は7つの将棋タイトルホルダーになったので、以前より番組出演料は上がっているかも知れませんね♬
藤井聡太のお金の使い道は?
20歳にしてこれだけの収入があれば、気になるのはそのお金の使い道ですよね。
少しくらい贅沢をしていても全く不思議ではありませんが、藤井聡太棋士はこのように語っています。
100万円あったらどう使うかとの質問に将棋研究用のパソコンを作る、という“らしい”回答。
スポニチ
「普段、買い物をほとんどしない」という藤井は、無駄遣いの経験を問われると長考に沈んだ。
ぜいたくしたなと思ったことについても「なんだろう…」と考えた末に、「自販機で飲み物を買った時にぜいたくしちゃったなと思う」とはにかんだ。
20歳の青年らしい回答ですよね♬
このことからわかるように、年収が高くなっても全く贅沢はしてはいないようです。
将棋のタイトルホルダーとはいえまだ年齢で言うと大学2年生なので、お金の管理はご両親に任せているのかも知れませんね。
藤井聡太の今後の年収推移
先ほど紹介したように、藤井聡太棋士は将棋の8大タイトルのうち7つのタイトルを持っています。
そうなると残りのタイトルをこの2023年の間に、勝ち取る可能性が十分にありますね。
もし現実となると、年収もさらに増えてくる可能性は十分にあります。

ちなみに、同じ将棋界に天才・羽生善治棋士のこれまでの生涯年俸は約25億円以上だと言われているので、活躍している勢いを考えると、今後抜くことも考えられます。
その点でも、今後の活躍が楽しみですね♬
まとめ
藤井聡太棋士の推定年収や収入源、お金の使い道などの紹介でした。
これだけの収入を得ているにもかかわらず、贅沢な暮らしをしてない人間性が人気の理由だと思います。
インタビューなどの立ち居振る舞い一つ見ても、素晴らしいですよね♫
タイトルホルダーになりさらなるプレッシャーとの戦いになると思いますが、それを跳ね除け活躍をしてくれることを期待しましょう!
