こんにちは!りょーすけです!
先日、メジャーリーグから3年ぶりに日本球界への復帰が決まり、広島カープに入団した、秋山翔吾選手。
かつて所属していたのは西武ライオンズですが、広島カープへの電撃入団は皆を驚かせましたね。
広島には多くの若手選手が在籍しているので、秋山選手の経験や知識は大きな力となって、若手選手の成長を促してくれるはずです。
今回はそんな秋山翔吾選手の凄さや高校・大学時代の経歴や成績、年俸などを詳しく紹介していきます。
この記事を読めば、どれだけすごい選手が日本球界に帰ってきたのかが分かりますよ!
秋山翔吾選手、広島電撃入団!
秋山翔吾選手が日本球界への復帰を表明してから、古巣の西武ライオンズ、資金力が豊富な福岡ソフトバンクホークス、そして広島カープ、この3球団が獲得に向けて名乗りを上げました。
大方の予想は、古巣である西武ライオンズへの復帰と思われていましたが、最終的には広島カープへの入団が正式に発表され、筆者も驚きました。
広島カープ交渉役の鈴木清明球団本部長も、あまりの驚きに頭が真っ白になったそうです。
入団の決め手を秋山選手は会見でこう語っています。
選手としてまだまだ長くやりたい。
日刊スポーツ
鈴木(球団)本部長から2000本(安打)という言葉が出てきたことにうれしく思った。
さらに、松田元球団オーナーからも、『ボロボロになっても2000本安打を打ってくれ』と熱いエールを送られたそうです。
プロ野球のバッターとして、2000本安打というのは大きな節目の数字です。
秋山選手自身も当然、意識していた数字だったと思うので、それをくみとって言葉にしてくれたのが嬉しかったんだと思います。
また、広島カープは秋山選手に3年契約を提示したようで、秋山選手の長くプレーをしたいという想いが、球団の考えと一致したのも大きかったはずです。
広島の球団内に及ぼす影響はもちろん大きいと思いますが、セ・リーグの打撃部門のタイトル争いも、秋山選手の加入で熾烈を極めそうなので、今後の活躍に注目しましょう!
秋山翔吾選手の年俸
秋山翔吾選手と広島カープとの契約は3年で、年俸総額3億円(推定)とみられています。
出来高払いも付いているそうなので、実際の年俸は1億5000万くらいになると思います。
メジャーリーグに移籍する前に所属していた西武ライオンズでは、推定2億2000万の年俸だったので、広島の球団からの期待はかなり大きいと感じます。
もちろんチーム浮上の戦力として考えていると思いますが、秋山選手がカープに在籍する多くの若手選手の見本になると球団も考えているはずです。
パ・リーグの野球、メジャーリーグの野球、経験・知識・技術など、生きる教科書として球団に与える影響は計り知れないと思います。
広島カープOBで、メジャーリーグ・ヤンキースでも活躍した、黒田博樹氏は秋山選手の加入にこんな言葉を述べています。
特に彼はパ・リーグ、そしてアメリカといろんな野球を経験してるわけなので、今のカープの現状にとってはすごく大きなピースという感じはしますし、ほんとに新しい風をカープに入れてくれるんじゃないかなと思いますね。
東京スポーツ
元々、育成には定評があり多くの有望な若手選手がいるカープなので、秋山選手の加入で若手・中堅・ベテランの新たな化学反応が起きるかもしれませんね♫
高校・大学時代の経歴と成績
秋山翔吾選手は、なんと2歳から父親の影響で野球を始め、幼稚園の卒業文集では、『やきゅうせんしゅになりたいです。いちろうみたいにひっとうちたいです』と大きな夢を描いていました。
野球をするかたわら、小学校で中学校の陸上部に入れられ、脚力を磨いていたという逸話があります。
中学校に入り、硬式野球に転向していますが、その時も陸上部と掛け持ちしています。
高校は横浜創学館高等学校に進学し、1年生からレギュラーを掴みますが、全国大会への縁がなく、最高成績は県大会ベスト8で、高校3年間での甲子園出場はありません。
全国的には無名の存在だったにも関わらず、ドラフト候補には名前があったようで、その非凡な才能はある程度評価されていました。
しかし、ドラフト会議では指名されず、青森県の八戸大学に進学しています。
大学1年生の春からチームのレギュラーに定着、春秋連続でベストナインを獲得するなど、チームの中心として活躍。
大学4年生の時は4番を任され、優秀選手賞、首位打者、最多打点、ベストナインの4冠を獲得し、一気にプロ注目の選手になりました。
そして、2010年ドラフト会議で西武ライオンズから3位指名を受け、入団しました。
秋山翔吾選手の基本情報
〜基本情報〜
名前:秋山翔吾(あきやましょうご)
生年月日:1988年4月16日
身長・体重:184cm・87kg
出身地:神奈川県横須賀市
出身高校:横浜創学館高等学校
出身大学:八戸大学
所属:広島東洋カープ
愛称:うなぎ
〜選手情報〜
投球・打席:右投・左打
ポジション:外野手
プロ入り:2010年ドラフト会議・西武ライオンズ3位指名
1軍初出場:2011年4月12日
タイトル:首位打者1回(2017年)、
最多安打4回(2015,2017,2018,2019)、
ベストナイン4回(2015,2107,2018,2019)、
ゴールデングラブ賞6回(2013,2015,2016,2017,2018,2019)
プロ入り2年目までは、2軍での生活も経験していますが、3年目の2013年にはセンターとして1軍に定着、そこからは順調に成績を伸ばし、この年に結婚をされています。
そして2015年、打撃フォームを変え開幕からヒット数を伸ばし、日本プロ野球記録となる、シーズン216安打を放ち、この記録は現在(2022年)でも破られていません。
2020年には、メジャーリーグ・シンシナティレッズと3年契約結び、メジャーリーガーになりました。
メジャー特有の環境の違いやコロナ禍での練習不足が原因で、小さな故障を繰り返し、思うような成績を残せず、2022年に日本球界への復帰を表明、広島カープへの電撃入団が正式に決まりました。
選手としての凄さや特徴
※ この特徴バロメーターは筆者独自のものです。公式の評価ではありません。
打撃
類い稀なるバットコントロールで、広角に打ち分ける技術を持っており、苦手なコースがほとんどないのが特徴。
足が速いので内野安打も多く、打ち取った当たりでもボールが転がる位置が良ければヒットにしてしまいます。
また、ホームランも通算100本以上打っているので、甘いボールなら自慢のミート力でスタンドまで運ぶ長打力もあります。
最多安打も4回記録しているので、調子が良いと誰も止めることができない打者の一人です。
守備
50m5秒9の俊足と遠投110mの強肩で、ゴールデングラブ賞を6回受賞している名手。
強肩だけでなく、送球のコントロールも安定しており、幾度となく本塁で走者をアウトにしています。
センターを守ることが多いのは、抜群の脚力をいかした守備範囲の広さに定評があり、広島カープでもセンターを守ることが予想されます。
ピッチャーも後ろに秋山選手がいると、安心感があるはずです。
日米通算2000本安打まであと何本?
秋山選手は、これまで通算1476安打を重ねており、日米通算2000本安打まで524本になります。
広島カープとは3年契約なので、この期間中での達成は現実的に厳しいと思います。
しかし入団会見であったように、球団の方から2000本安打のことに触れているので、契約延長できればカープ在籍中での2000本安打の可能性は大いにあります。
年齢も34歳でまだまだ秋山選手自身も、やれる自信もあるはずなので、ぜひ達成して欲しいですね♬
大偉業をここ日本で見れる日を楽しみに待ちましょう!
秋山翔吾選手の著書
秋山翔吾選手は、2019年に『技術と心 至高の打撃・野球道&精神力探求バイブル』というタイトルで本を出されています。
打撃技術から野球理論、家族やプライベートまで、秋山選手の哲学がたっぷり紹介されているので、この日本球界への復帰を機に、ぜひ一度手にとって、応援してみてはどうでしょうか?
まとめ
どうでしたか?
2軍での調整次第ではありますが、1軍の昇格が近づいてきましたね。
アメリカでは思うような練習も出来なかったようなので、実践感覚と体力的な調整をしっかりしているんだと思います。
広島カープはクライマックスシリーズへの出場の可能性はまだまだあるので、これから残りの試合での巻き返しを期待しましょう!
秋山選手の打棒が火を吹くとき、広島カープの逆襲が始まるはずです♪
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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